アーロン・リー・オスティーン

 第4章より登場。

 以下、第5章の時点での彼のデータである。


【本名】アーロン・リー・オスティーン

【年齢】68才

【身長】187cm

【身分】アドリアナ王国直系の王族に使える魔導士

【家族】

妻 ミーガンという名の侍女であった。すでに妻は故人である。

娘 アンバー・ミーガン・オスティーン



 ジョセフの父親である国王ルーカス・エドワルドの長年にわたる側近であると同時に、きわめて生真面目で勤勉で評価の高い人物。そして、アンバーの父親。


 痩せぎすで、良く言えば賢明そうで、悪く言えば神経質そうな印象を周りに与える男性。もともとはアンバーと同じ茶色であったろうその髪は、今はほとんど白に変わってしまっている。

 アダムより15才年下であるがアダムとほぼ同年代に見え、その老け具合をマリアにもディスられていた。


 さらに娘・アンバーの死後、彼のもともとシャープだった頬はさらにゲッソリとこけ、目は落ち窪み、肌もその老いに追い打ちをかけるように水気がなくカサカサとしてた。


 魔導士としては、動というよりかは、静の気の使い方をし、体力の衰えはあるものの気の探し方ならび掴み方が非常に優れているとの評価。

 第1章にて、レイナがデブラの町まで飛んでしまった時、彼女の魂の居所を真っ先に掴んだのはアーロンである。そして、第2章にて、フランシスの戦いにおいて万が一の時の薬(レイナの魂が永遠の地獄を味わうよりは苦痛なく冥海へと行くための自害の薬)を作ったのも彼であり、薬の調合などもできる。

 

 首都シャノンにある文献によると、200年前にこの王国を治めていた国王ジョセフ・ガイの治世に、城に迎え入れた魔導士がアーロンとアンバーの先祖であるとのことだ。

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