カール・コリン・ウッズ

 第1章より登場。

 以下、第5章の時点での彼のデータである。


【本名】カール・コリン・ウッズ

【年齢】22才

【身長】185cm

【髪の色】橙がかった黒髪 

【身分】アドリアナ王国直系の王族に使える魔導士

【家族】商家の次男坊であることは判明している



 アドリアナ王国に仕える魔導士。

 第5章時点で、ダリオとともに若い魔導士のツートップであり、王子ジョセフの側近。

 彼は首都シャノンで生まれ、10才の時にアドリアナ王国に魔導士として仕えることになった。精鋭ぞろいの魔導士たちのなかでも、高い実力を持つ。

 おそらくダリオとともに、今は亡きアンバーの次点といえる魔導士であるだろう。ジョセフ王子からの信頼も非常に厚い。


 橙がかった黒髪、美しいというよりも賢そうな顔立ちをしている。

 同僚である魔導士のダリオとは、親類でもないのに自他ともに認めるほど、外見がそっくりである。

 ちなみに、カールとダリオとは同い年であり、身長も同じである。彼はダリオに比べると、わずかに目がクリッとして、前髪を重く垂らしている。彼らを双子だと思った者には、ダリオが兄、カールが弟に見えていた。


 カール、ダリオともに背筋はしっかりと伸び、顔つきからも知性が感じられ、ルークたちとはタメ口で話をするが、大事なところでの話し方や立ち振る舞いなどは、見た目から受ける印象通りのいわゆる正統派の魔導士である。


 第2章のフランシスとの戦いにおいては、ジョセフ王子、そしてダリオとともになかなか健闘した。フランシスを変質者呼ばわりし怒りをかっていたが、今のところは見逃されてその命を紡いでいる。

 第4章の港町における襲撃事件にも、首都シャノンにいながら気づき、ダリオとともに瞬間移動し、ルークたちの元に駆け付けた。


 本作の代表的なにこいちコンビである彼らは、魔導士フランシスにも「カルダリ」と略されて呼ばれている場面もある。

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