【再公開】設定は作者の脳内のなかに～「人生は彼女の物語のなかに」設定集～

ダニエル・コーディ・ホワイト

　第３章より登場。

　本作のヒーロー　”希望の光を運ぶ者たち”のうちの１人。

　以下、第５章の時点での彼のデータである。

【本名】ダニエル・コーディ・ホワイト

【年齢】１９才　

【身長】１８４cm

【瞳の色】黒

【髪の色】黒　　

【職業】引きこもり⇒自ら脱出、１人の平民

【身分】元貴族

【家族】

父親　ヘンリー・ドグ・ホワイト（アリスの町の領主）

母親　エヴァ・ジャクリーン・ホワイト

弟　　サイモン・ラルフ・ホワイト

　※全員とも貴族であり、アリスの城に住んでいる

　超美人な母・エヴァゆずりの濡れた黒曜石のようなウェーブがかった黒髪が印象的な青年。なかなかに上背があるも、もやしのようにひょろひょろした体格。その黒髪で顔の上半分を覆い隠し、透きとおるような白い頬と血の気の薄い唇を見せているものの、隠れ美形。

　※ちなみに、彼の親族の男性（特に母方の血筋の男）は、戦闘のために生まれ、鍛え上げたかのようなマッチョ揃いであるらしいことが第５章にて判明。まだ幼い弟くんのサイモンもいずれマッチョになるのやも……

　ダニエルは、ヴィンセント・マクシミリアン・スクリムジョーを「お兄さん」と呼び、大変に慕っている。また「希望の光を運ぶ者たち」７人の中では、唯一の貴族階級出身であり、唯一の童貞でもある。

　「希望の光を運ぶ者たち」と肉体派と頭脳派に分けるとするなら、彼は頭脳派に属するであろう。オドオドビクビクとし、どもり癖があるが、いざという時は自分の身も顧みず人を助けようとする勇敢さを作中幾度も見せている。

　第５章において船がペイン海賊団の襲撃を受けたものの、彼はたった１人で女性たちの囮を買って出て、海賊レナート・ヴァンニ・ムーロ（ペイン海賊団においても戦闘能力上位１０位内に入るうえ、相当の荒々しい気性の海賊）に対峙した。

　そして、一時的にとはいえ、レナートを押さえつけることに成功し、レナートは見事、生け捕りの身となった。