【再公開】設定は作者の脳内のなかに～「人生は彼女の物語のなかに」設定集～

アダム・ポール・タウンゼント

　第３章より登場。

　本作のヒーロー　”希望の光を運ぶ者たち”のうちの１人。

　以下、第５章の時点での彼のデータである。

【本名】アダム・ポール・タウンゼント

【年齢】８３才　

【身長】１８１cm

【瞳の色】胡桃色

【髪の色】胡桃色　※でも少しだけハゲ散らかしている

【職業】元魔導士⇒引退し農業で生計⇒魔導士

【身分】平民

【家族】（孫娘）ジェニー・ルー・タウンゼント

※　妻、娘、娘婿、息子（生涯独身であった）、もう１人の孫娘（ジェニーの姉）はすでに故人となっている。

　魔導士の力を持っていながらも、愛する者を守れなかったことを悔やみ続けている彼は、唯一の家族となったジェニーを何よりも大切に思い、守り抜きたいと思っている。

　元魔導士というよりは、日焼けした頑固そうな風貌で、まるでずっと農業を生業としてきたようなおじいさん。

　７人の「希望の光を運ぶ者たち」の平均年齢を１人でグッと引き上げてはいるものの、老齢でありながらその足腰も精神も大変にしっかりとしている。

　現在現役の魔導士の中では知らない者がいないほどの有名魔導士でもある。

　彼の魔導士として卓越した力は、悪しき者であるフランシスやサミュエル・メイナード・ヘルキャットも認めている。

　５９年前、友好的な関係を築き始めていた”神人たち”を、サミュエル含む複数の魔導士に誘拐された。この襲撃により、一般人も１０数名死亡し、行方不明の神人たちは悪しき者たちに”食され”、その骨すらも”空飛ぶ船の部品として”利用されて続けている。

　第３章時点ではすでに魔導士は引退していたが、約２００年前に地中にその魂を氷漬けにされていたフレディたち７人の騎士を発見し、魔導士としての意地と誇りをかけ、助けようとした。

　まだまだ先のこととはなるが、彼の過去ならび５９年前の「神人殺害事件」にも焦点が当てられていくであろう。