忍者たかし

 忍者たかしは手裏剣を投げます。木の的目掛けて


 シュシュシュシュシュ、シュシュシュシュシュ


 トトトトトン、トトトトトン


 綺麗に的に、当たります。ああ上手だな、ああ上手だな。


「忍者たかし、上手だね。上手だね。」


 師範代、高尾師匠が言いました。


「忍者たかし、上手だよ。上手だよ。」


 たかしは言います。自分から見ても、上手なようです。


「頭に乗るなーーーーー!!」


 たかお師匠はキレました。マジギレです。冗談ではなく、マジギレです。調子に乗ってはいけないのですね、、。いや、違う!!頭に乗っている。忍者たかしが高尾師匠の頭に乗っている。この一瞬の間に、、、。いや、違う、、いや、違くはない、、。頭に「な」が乗っている、、、。いつの間に、、一瞬のうちに、隆は「な」になり、頭に乗っていたのだ...。恐るべし、、。頭に乗る「な」。師匠は「な」くんを呼んでいたのだ。と言うことで、返事をしましょう。


 な「はい。」

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