平凡高校生の異世界ファンタジー

名無しの初心者マン

第1話 始まり

 俺の名前は佐野相馬、今年から節の宮高校2年生になるどこにでもよくいる平凡な男子高校生だ

 ところが、俺の目の前でいままで生きてきた平凡な17年間の中で1度も起きたことがないようなことが起きた

 「はじめまして、節の宮高校2年、佐野相馬さん。」

そいつは空からいきなり俺の目の前に現れた、身長は170後半ぐらい、黒いスーツに身を包んでいる、それとなぜか俺のことをしっていた

 「...は?え、えっと...突然なんなんですか?てか誰?」

 「あ、これはこれは 申し遅れました、僕の名前はユノと申します、今回あなたの前に現れた理由は...あなたに異世界へ行ってほしいのです」

そいつの名前はユノというらしい、そいつは名前を名乗った後に変なことを言い出した

 「...は?い、異世界?なにバカなこと言ってんすか?」

異世界なんて行けるはずない、異世界...まぁ大抵の人が想像するような魔法使えたりするのは小説(ラノベ)や漫画の中だけだ

 「バカではありませんよ?実際僕の力で異世界に行かせることができます」

そいつは異世界に行かせることができるとか言っている、実際空から現れたんだ、不思議ではない...はずだ

 「で、でも異世界に行けたとして、なんで俺が行かないと行けないんですか?」

俺はその話しを聞いてすこしワクワクしつつも平然をよそおって質問した え?なんでワクワクしてるかって?だって男の子なら異世界とか行けたらいいなーって思うじゃん?

 「あーそれは適当です」

 「は?適当?」

 「はい、いやー我々の仲間がここの星の人を適当に異世界送って見てみようぜってなりましてね」

なんと適当だった…そいつの仲間が遊び心でやり始めたのだろう

 「...そ、その適当のに俺が選ばれたんですか?」

 「はい、ですか適当と言っても相手が拒否したら別の人を探すことになります」

これはチャンスかもしれない、人生に1回有るか無いかの大チャンスだ、異世界に行けるって言うなら行っといた方がいいはずだ

 「俺 行きます」

 「お、話がはやくて助かります、では行ける異世界が3つほどあるのですがどちらがいいですか?」

そういうとそいつは1枚の紙を出してきた、受け取るとそこには三つの異世界のことが書かれていた

 「えっと...魔法の世界『サンドラシル』 戦争の世界『インゼント』小人の世界『チャインドマルス』...」

最初の以外どれも酷すぎる...戦争?小人?無理だろ

 「...魔法の世界でお願いします」

 「わかりましたーでは今日の夜12時に節の宮公園まで来てください」

 「え?いますぐなんじゃないの!?」

 「いろいろとてつづきがありますし、それにそうそう異世界に送るような大きな力は使えませんよ」

騙された、すぐに行けると思っていたのに、まぁ行けるのはすごいことだ

 「わかりました、じゃあ節の宮公園に12時に行きます」

 「はい、あ、遅れたらもう行けませんので」

最後の言葉を聞いて俺は素早く家に帰って寝ることにした、ずっと起きてたら向こうで眠くなりそうだし


そして11時になったころに俺は目を覚ました

 「うぅーん...さて...そろそろ行くか」

俺は伸びをして眠気をはらって着替えて軽く野菜サラダを食べて家を出た、野菜サラダを食べた理由は特にない

家を出た時には胡散臭さなんて気にしていなくとてもテンションが高くなっていた


公園に着く頃には11時50分になっていた、公園には大きな(2m~2m50cm)石の扉の様なものが立っていた

 「お待ちしておりました佐野相馬さん、予定よりすこし早いですがもう行きますか?」

そいつは扉らしき物の前で空を飛んで立っていた

 「はい、いつでも行けます!」

俺はそう答えて1歩1歩前進した...



続く

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平凡高校生の異世界ファンタジー 名無しの初心者マン @kouki0001

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