第126話 母を訊ねてティオティワカン
メソアメリカ文化、有名なのはティオティワカン遺跡やマチュピチュですね、さて皆さんはもしこれらを造ったのが縄文人だと言ったらどう思います?
DNA、、ミトコンドリアDNAは母型の遺伝子解析を行いますが、YAP遺伝子は父型の遺伝子解析を行えます。
これは父から男の子にのみ受け渡される遺伝子で、ルーツを探るのに非常に有効な手段として用いられます。
それで解析した日本人のルーツ、実はアジア人と日本人は共通の遺伝子を持っておりません。
日本人は非常に古い民俗で、同じパターンはイラクやトルコの一部とチベット、そして南米にしか同じパターンの人間は居ませんでした。
当然中国や朝鮮半島の人々とは縁も所縁も有りませんでした。
つまり半島渡来説は嘘です!
本文
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アグディスティスと言えばキュベレーの事だ。アナトリア半島のプリギュア(現在のトルコ)当たりの大地母神の名前、日本神話においてはイザナミにも匹敵する神だ。
だが問題がキュベレーの旦那の一人、アッティス、、キュベレーの息子だ・・・・
この話は本当らしく、俺はアッティスとキュベレーの子と言う事になる・・・
今回俺は自分の母親と言う事に少し抵抗感を感じており、一人で母親に会いに来ている。
一応念話要員としてアンナは同行しているが。
現在朔もアグディスティスの正確な居場所がわからないらしく、北アメリカ大陸の現在で言うメキシコ辺りに居るのは間違い無いといっていた。
そして俺のティアマト人としての名前はエンメルカル、つまり俺がティアマトから地球に降り立った時に俺はメソポタミアの王だった事になる。
「しかしここは本当に発展からは取り残されている大地と言えますね?」
「ああ、部族が沢山あって個々に暮らしている感じだな。王家とかそういう国と言う概念はないように見える」
「でもどこの村にアグディスティス様はいらっしゃるのでしょうか?」
「朔の話では俺達の住む現代に朔と転生して、現在は480歳位、朔と同じ位の年齢らしいな? 朔曰く超絶な美人らしいが、ある意味朔以上に気が短くて男相手でも直ぐに喧嘩をはじめるとか・・・・」
「まあつまり、健様の親と言う事ですか・・・・」
「・・・・ああ、、、まあ、、、そうだな、今シャチーとカーリーがプロビデンスを使って捜索してくれている、それ待ちだな!」
「あの目は確かに凄いですね、軍の斥候がいらないくらいですし」
「取り敢えず今日はあの村で宿を取ろう、、捜索はまた明日だ」
「では健様はここで少しお待ちください、私は宿を探してまいります」
「頼むよ・・・さてここがどの辺りなのか把握しとかないとな」
この頃は丁度イタリア辺りとメキシコが陸続きとなっていた、大体の地図で照らし合わせると、俺たちは浮舟で北アメリカ大陸の今でいうサンアントニオ辺りで下船し、馬で現在は恐らくメキシコのモンテレイ辺りにいるのだろう。
しかしそこいらじゅうに巨石がある、正にメソアメリカ文明だな。
俺は流石にムー皇国の太政大臣と言うのはまずいので、ラ・ムーの兵衛少志として旅をする事にしていた。
「お待たせしました、部屋が空いている宿がありましたので、こちらです」
「風呂は勿論混浴だろうな?」
「そうですよ!」
「よし! 一緒に入るぞ!」
直ぐに荷物を置いて風呂に入る、先客がいたが全員女だ・・・素晴らしい! 中にはおばさんもいるが、若い女が多い、溜まらん光景である。
17~8歳位の女が俺に話しかけて来た、見た目は平凡な田舎娘だが、いいおっぱいをしている。
「お兄さんはどこから来たの? この辺じゃ見ない顔ね?」
「ああ俺達はラ・ムーから来たんだ、ここに来たのは観光みたいな物だな」
「そうなんだ~、ラ・ムーはムー全土を統治しちゃったもんね! でも珍しいね? この村には何も無いのに? ティオティワカンに行けば色んな物が揃っているわよ!」
「ティオティワカン!?」
「え? 何? どうしたの?」
「あ! いや、、前に少しいた事があって、、、」
「あらそうなんだ! 私も出身はティオティワカンよ! ここには母の用事で来たんだけど、、、田舎でね~」
「そうなんだ、名前は? 俺はエンメルカルだ、こっちは妻のアンナ」
「あたしはデヴァニーよ! 宜しくね! エンメルカル、アンナ」
「宜しくお願いします、処でここからティオティワカンまではどのくらいの日数がかかるんでしょう?」
「馬車で6日、徒歩で8日くらいね!」
「エンメルカル様、行ってみますか?」
「そうだな、明日にでも行ってみよう!」
「丁度私も明日届け物で明日からティオティワカンに行くの! よかったら一緒に行かない?」
「そうだな! 道案内もついでに頼むよ!」
「解ったわ! 処でアンナは何故夫婦なのに様付けなの?」
「私は奴隷身分から主人様に引き上げて頂いたものですから・・・今更お名前でお呼びするなど出来ません」
「そうか~だから大分歳が放れているのね! じゃあ明日早朝発ちましょう!」
そして俺たちは部屋に戻った、キャノンが激しく膨らんでいたのでデヴァーニが上がるのを待っていた、少しのぼせぎみだった…………
当然夕食の時間前にアンナへキャノンを奮ったのは言うまでもない、そして夕食
「これは美味い肉だな~、なんの肉だ?」
「リューバの肉だと言っていましたね? 私も食べるのは初めてです」
「リューバ? ってなんだ?」
「どちらかと言うと少し寒い地域に生息している全身が毛で覆われていて、鼻がとても長い生き物です、温かい地域にも居ますがそちらは亜種でナルバタと言います。こちらはラ・ムーにも存在していますよ?
魔物とは違い、人間の様に胎児で生まれ、母乳を飲んで育ちます」
「ああ、、、マンモスね、、南極で食えるって聞いたけどここにもいたのか」
そして早朝、俺たちはデヴァニーと早速出発した。
「それにしても私奴隷を持つなんて、エンメルカルさんは偉い人なんだね~、官位さんなの?」
「一応な、ラ・ムーで兵衛少志に付いている」
「すご~い! どこのお国なの?」
「首都のシオンだよ!」
「帝様直轄なんだ~、凄いね~!」
と、こんな調子である、兵衛少志と言っても少初位下、際下級の官位であり、言わば下人だ、階級だって下級従士である。
ワルキューレ隊の隊員は一般隊員の官位でも従八位下で上級従士、それよりも更にいくつもの下の官位だ。
だがそれでもこの様な田舎に来ればそれは凄い事になってしまう。
田舎に官位持ちは居ないのだ。
何故なら官位持ちは従士の階級でも1ランク上の階級が与えられる。
官位と言うのは職業の役職制度で今で言う課長とかの役職だ。
だがこの役職はそのまま身分にも繋がった、何故なら官位=皇帝である帝の家臣だからだ。
例えばバビロニアの国王は官位持ちで国司であるが、小国の国王故何と官位は従六位下…………
詰りワルキューレ隊の隊長クラスの官位なのだ。
そして大国の朝国の様な都には官位持ちはいるが、小国の武官や文官には官位持ちは居ないのだ。
それだけ官位持ちは優遇される、それも当然である、皇帝直轄の家来だからだ。
余談だがこの世界の人口は多い、約200億は居る、そして男はその中で2億しかいない。
男を産めば自然とその女は例え奴隷階級でも一般階級になれる、男は国で保護されるからだ。
衣食住全てが保証されるのだ。
そして人口比率はアトランティスが一番多い、100億の人間が居る。
ついでレムリアに65億、ムーには35億、これは気候的な問題である、アトランティスは温暖だからだ。
35億の中でムーの官位持ちは僅か0.3%にも満たない、詰りエリートなのだ。
「処でデヴァニーさん、この辺りは魔物は出るのですか?」
「うん、出るよー! 特にこの先の山道では沢山、本当はいつもギルドで傭兵さんを雇うんだけど、エンメルカルさんやアンナさんの武器見て雇うの止めたの、どう見てもそれ只の武器じゃないものね!」
しまった…………草薙の剣のままだった…………
「ま、まあな…………其なりに由緒ある物だ‼」
そんな話をしている内にお昼になったので昼食にする、宿で造って貰ったサンドイッチモドキを広げて食べていた。
「これけっこう辛いな、、うん、タコスだ」
「そうだよ~、よく知ってるね?」
「サンドイッチかと思ったら、これトルティーヤか!」
「そう言えば少しのあいだティオティワカンにいたんだっけ? なら知ってるよね」
「お、おう!」
「このトルティーヤと言う生地は原料は何を使うのですか?」
「擂り潰したトウモロコシの粉と、小麦粉、後水と塩よ! この辺りの人は皆トルティーヤが主食だしね!」
「誰でも作れるって訳か」
「あたしも作れるよ? どう? あたしをお嫁に?」
「デヴァーニはいくつなんだ?」
「今年で290…………行き遅れ感が凄いのよね…………」
「何言ってんだ! アンナは800で俺と結婚したんだぞ?」
「え! アンナさん800? 見えな~い!500位だと思ってたよ!」
「さて、そろそろ出ようか、次の村迄に魔物の出る峠を越さなきゃいけないんだろ?」
そうして俺達は出発した、のどかな田園風景が終わったと思ったら、きつい崖のある峠道に差し掛かる、突如前の方で戦闘音が聞こえて来た。
「魔物と戦っているの?」
「違う!刃どうしのぶつかり音、人同士でやりあっている! 様子を見てこよう、デヴァーニはここにいろ!」
「え! うん!」
俺達は馬を加速させた、そして戦闘音の聞こえる先に着くと、食料を運んでいる商人の馬車を盗賊が襲っていた。
「アンナ! 商人を助けるぞ‼」
「解りました!」
アンナの火魔法が盗賊の集団後方へ広がった、逃がさないと言う事だ。
「ウラーー!死ね! …………と思ったけど…………強姦だーーーー!」
盗賊は女盗賊の集団だった、そこで俺は皆殺しから皆犯しに切り換えた。
「オラーーーー!履いてるパンツよこせー!」
「何だあの男は!」
「え! レセルの服が破かれた!」
「キャー! ちょ! ふざけるなこの変態!」
「ムハハハ! 悪い事をしている奴はこうだーー!」
健は一気にパンティを脱がし、顔に被る
「フォオオオオオッ‼ 気分はエクスタシー!」
「な! 何よあいつ! パンティをかぶって力が増したみたいよ?」
「ムハハハ! お前達! 盗賊何ぞをする奴はお仕置だ!」
「皆! 相手は二人よ! 殺っちゃいなさい」
「いえ、一人です、私は手を出しませんので」
「え? あんたは戦わないの? 随分と余裕ね」
「私は殺してしまうので、主人様に女性をむやみに殺すと怒られてしまいます」
「何だかよくわからないけど一人みたいよ!」
「よし! 行くぞ‼ クロス.アウッ‼(脱衣)」
「ちょ! 何よ、あいつ裸になったわよ⁉」
デケデン、テッテテレテレ♪デケデン、テッテテレテレ♪デケデン、テッテテレテレテレテレチャーンチャーンチャーンチャーン♪
「トラ○ザム‼」
ヒュイーン‼
健がピンク色に発光して女盗賊に襲いかかる
「この変態!」
シュパ!シュパ!
女の剣檄を腕部マニュピレータを噴射させて避ける健
「ムハハーーーー! 乳揉みさせて貰おうかーーーー!」
一気に全裸にされる女盗賊
「キャー! 何よこいつ!」
そして
「フェードイン、イン、イン!」
「こいつ異常よ! 皆引くわよ!」
そこにアンナの火魔法が襲いかかる
「あんた手を出さないんじゃ無かったの⁉」
「手は出さないと言いましたが、逃がすと言った覚えは有りません。調度旦那様の夜伽の相手が私一人ではキツかった所です、大人しく旦那様の相手をして差し上げて下さい」
冷徹なアンナであった…………詰り、健の相手が一人で大変だったのだ…………
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