第74話 健の日常  第一話

この健の日常はちょっとした没エピソードを勿体無いので纏めた物です。本編にも少し関わりが有ります。


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シオンへと到着後、俺達は20日間の特別休暇を遠征参加メンバー全員に出した、俺は丸一日かけて、留守番していた可愛い妻達を可愛がった。

勿論我家の着用義務が有るピンク色の激ミニスカ事務服を着せた事は言うまでも無いだろう……

朔辺りが必至に抵抗してきたが全面脚下である。

波動砲連続発射により朔は敢えなく轟沈した。

次の日、俺はハサン先生にフェリアを連れて、とある場所へ遊びに来る様に言われた。


「ここか、随分と変わった屋敷だな?」


「ご主人様、ここは先々代のブライアン家のお屋敷だった所です、改装されておりますね」


「まあ入ってみるか!」


俺は屋敷の侍女に連れられ何故か地下室へと案内された、その侍女が何故かメイド服に亀甲縛りと言う激しく凄まじい格好をしている……

ハサン先生……流石免許皆伝者だ……


「こちらで御座います、皆様もうお揃いで既に楽しまれております」


「はあ?」



そして扉を開けられた瞬間俺は完全なるファンタスティックワールドを目にした


ビシ!ビシ!

アァァァァァ

ビシ!ビシ!



そこは超越者達による宴の真っ最中であった


そして真っ先に目にした物は、全裸のセリナが目を白目にして吊るされている光景であった。


「うぉぉぉぉ!なんぞこれはぁぁぁぁ!」


俺の声に反応したセリナが何やら喚いているが、口にギャグボールを付けているので解らない……

よく見ると似たような状態の女が20人程いた



「やあ閣下、じゃなかった、公務以外では健君だったね!よく来てくれた」


「ハサン先生これは……」


「君に見せて貰った動画を親しい者達に見せたら、皆新たな刺激に感動してね!こうして会を設立する事になったんだよ」


「健君、遠征では大活躍だったね!」


「セルマさんまで!ってゲルタ伯爵、あんたもかよ‼」



「わしもマダマダ刺激が欲しくてのう、こうしてハサン司祭のタケル倶楽部に入会したんじゃよ!」



「タケル倶楽部ーーーーーー⁉」



「ああ、君に名誉会長になって貰った、これを見てくれ!悪くない内容だと思うがどうかな?」


俺はタケル倶楽部会則と書かれた木板を一通り目を通した



「確かに悪くない条件だが…………名前がストレート過ぎる……」



「まだ設立したばかりだしね、名前は好きな様に付けてくれて舞わないよ」



俺は会の名前をTMレ○リューションにしたかったがやめて、TMSNとして、同時に会のマークも造った。タケルマツダサディストネットワークの略だ……

この会何故か、ムー大陸じゅうに広がりつつ有ると言うことで、敵地にて会員とそれとなく解る様に、サインまで俺は造った。

何故そうしたかと言うと、会員は間違いなく敵では無いからだ。

理由は……ジャーリアや奴隷も愛でる対象で、他のドール(女の事)同様愛情を持って愛でる事、と会則に有るからだ。

まあ……愛でるが若干痛め付ける事になっているのはこの際置いておこう……

他にも会則に陛下への忠誠や、ジャーリアの保護、奴隷の非人道的扱いの禁止、神道への畏敬等が盛り込まれており、何より俺への忠誠が入っているからだ。

俺は挨拶としてのサインを昔流行ったエンピにした。

エンピとは虐めをするときの常套手段で、エンピ~!と言って男は拳を作り親指を人さし指と中指の間に挟み込む、女は手はパーで人さし指の上に中指を絡める様に乗せる、これを同時に右は男、左は女とやればそれは会員である事の明石である。

味噌な所はエンピ~!と言って両手が左右非対称な所だ!これではバリアが成立しないからだ。

又、両手が揃って無い者用へ合言葉も造った、イエスロリータノータッチくそ食らえ!と言われたらイエス熟女フルタッチ!と答えるのだ!これで会員同士だと確認し会える訳だ。

又666に対抗して会専用数字も造った、マークとは違ってこれには意味がある。

627、ルチーナだ、これは同時に帝に対し忠誠を示していると言う意味だ。

当然全てのマークやサイン、合言葉等は会員になったその時に知らされ、守秘義務が課される事になる。

今後このTMSNが重用な役割りを果たす事になるのだが……今は俺も他の会員達も知るよしもなかった、当然である、単なるS○倶楽部なのだからな……


「まあ今日はセリナでタップリと楽しんで行ってくれたまえ、会長」




「マジか……まあいいか、さてセリナ!俺は前に言ったよな~?次はねーって……散々舐めた真似してくれたじゃねーか!ムフフフフフ」



会則その1、全ての登録ドールを名誉会長は無条件で愛でる事が出来る。


会則その2、スワップする場合はオーナー同士でプレイ内容を取り決めするが、名誉会長は全てのドールへあらゆるプレイが出来る



「ムフフフフフ、おあつらえ向きに先日依頼してた新型が引っ掛かってるじゃねーか!出来たらハサン先生の所に届ける様に言っておいたがもう出来てたんだな」



「いやあそれの威力は凄いね~、セリナもとても喜んでいたよ!」



「んんん~ーーーーーーー!」



ギャグボールで何を言っているか解らないが、喜んでいる様に見えない…………

まあいい、早速威力を確認して見よう


そこには巨大な点滴が釣り下がっていた……


そして俺はセリナへ最高の、俺が知る限りで全てのもてなしをしてやった、、、が…………

セリナは完全覚醒を果たし、虜になってしまった……

その後セリナはノーマルモードで亀甲縛り状態になり、俺と会う度に愛でろと催促する様になってしまった、定期的に愛でてやらないと、態と俺を怒らせる行動を取るので別の意味で更に厄介な女に変貌を遂げたのであった。

更にそのセリナの変貌振りと俺のプレイ内容から、望まぬ異名を俺は会員達に付けられる事になってしまった。


全てを越えし者……

それが俺に与えられた異名だ……

その後俺はフェリアをタップリと愛で、家に戻した後一人でブラブラとシオンの街を歩いていた。


所謂下町で俺は痛め付けられている奴隷の少女を発見した。



「何やっているの!私は白い替えの靴を持って来いと言ったのよ?何故青なのよ!」


「申し訳ございません、奥様がこれをソシアお嬢様にお持ちする様にと申されましたので」


「口答えはするな!」


バチン!バチン!

何度も鞭で打たれている奴隷少女、俺は見ていられなくなり割って入った


「その位にしておけ!奴隷への無闇な暴行は罪になるぞ?」


そう言って鞭を手で掴み取る


「離しなさい!私を誰だと思っているの?デルフリード侯爵家の九女、ソシアデルフリードよ?」



「一々名前なんか覚えられねーよ!んなこたーどうでもいいから止めろと言っている!見たとこお前成人してるだろ?このまま役人に突きだしてもいいんだぞ?」


「お前達!見てないでこの愚か者を成敗しなさい!」


人相の悪い男が5人程近付いて来る



「喧嘩なら買うぞ?お前らの体の一部は代価として貰うけどな?」



「舐めるなこのガキがー!」


「ガキだと思って舐めてるのはテメーの方だと思うぞ?」


俺はいきなり目潰しをした、右手の指が一人めの目に突き刺さる



「うぉぉぉぉ!いてー!」



「次はテメーだ!」



「ふざけるな‼」



男は剣を抜いて切りかかって来る

俺は真横に避けてから、剣の真中程へ正拳を叩き込み、剣を折った


「そんな遅い動きじゃ魔物も切れねーぞ?」


「な⁉剣が」



「直刀は真横からの打撃に弱いんだよ!剣を抜いたんだ、その腕貰うぞ‼」



右腕を絡めとり、左手の正拳を肘部へ打つ、男の右腕は逆に曲がり折れた



「ウギャーーーーー、腕が!腕がーーーー!」



全て空手の技だ、和道流は間接を取り、壊すのが手だ、そして相手側の右回りか左回りで間合を詰めて行きながら攻撃する。

初めて見る動きに翻弄される男たち



「何をやっているの?お前達!お父様に言いつけるわよ⁉」



「いい加減にしろ!この糞ガキ」



「な!なんて口の聞き方を」


「見て解らねーのか⁉こいつら一方的に俺にやられてんだろ!こいつらだって俺に歯が立たねー事が解ってるからもう攻撃して来ねーんだよ、自分の家来を道具とでも勘違いしてんじゃねーのか?」



「あれ?健様?喧嘩してるの~?」



「あのジャーリアを捕まえなさい!」



「あ~あ、知らねーぞ…………」



「このガキ!こっちへ!ポギャ!ぐぶろぅうぇあーーーーー!」



ミーシャは金的をした後首の骨を折った、死んだな……


「あっ!あぁぁぁぁお父様の家来になんて事を!」



「貴方も死ぬ~⁉ミーシャは良いよ?殺してあげても」



「そこまでだ、ミーシャ、お前加減て物をだな……」


「ミーシャ悪く無いも~ん、健様が手を出す奴は容赦しないで叩き殺せって言ったんだも~ん」


「ん?……言ったな…………よくやった!ミーシャ」


そう言って頭を撫でてやる俺…………


「えへへへへ」



「何を笑っているの?ジャーリアの分際で侯爵家の家来を殺して!お前はお父様に頼んで打首にしてやる!」



「ねえ健様?この子に身分言ってないの~?」



「ん?……忘れてた……」



「やっぱり健様がいけないんだー!最初に言ってればこのおじさん死なないで済んだのに~!」



そう言えばそうだな…………まあいいか……


そうこうしている間に役人が来た


「喧嘩は何処ですか?あ!この男を殺したのは?」



「このジャーリアよ!直ぐに縄を討ちなさい、私はデルフリード侯爵家令嬢、ソシアデルフリードよ」


「いいのか?俺達を捕らえさせたらお前の罪を打ち明ける事になるが?」



「健様?身分……」



「良いからミーシャ、このガキには少し痛い目を見せた方がいい」


俺はそう言って付近に潜んでいる鴉に目配せした、ワルキューレ隊の近衛を呼んで貰う為だ



「見た所この御仁は抜剣していない様子、だがこちらの骨折している御仁は抜剣している、ソシア嬢、申し訳ございませんがこちらの御仁には繩は討てません、またジャーリアの方もこれと言って武器を所持している様子もない、そしてこのジャーリアは性玩具、恐らくこの御仁の所持している者と思われます」



「そんな事どうでもいい!ジャーリアごときが人間に対し、手を出した事が問題なんでしょ?貴女じゃ話しに成らないわ‼お父様の所に行くわよ!」



「お待ち下さい!貴族は私どもに梗塞権限は有りませんが、そちらの従士はこちらに参考人として引き渡して頂きます、出来ればソシア様にも来て頂きたいのですが」



「冗談じゃないわ!こいつが居なくなったら誰が私の護衛をするのよ!」



「たく我儘なやろうだ…………なあ、あんたには梗塞権限は無いが、あいつらには有るぜ?」


そこにミニスカポリスが現れた

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