第63話 天孫降臨の地へ
子供が生まれて2か月が過ぎようとしていた、俺は何かこの子供に違和感を覚えていた。
この子供、エロいのだ。
そして他の女達誰もにエロ目線を送るのに、何故か久美には一切の興味を示さない、特にレイラ、ミーシャ、セナ、マリナと言ったロリ軍団には激エロ目線を送って来る。
そして更に数ヶ月、俺は対にミーシャのロリータパンツを餌にブリッジオ○ニーしている子供の現場を押さえる
「やっぱりな、お前なにもんだ?転生者だろ?どうもおかしいと思ってたんだ」
最初はあたふたしてたガキも観念したみたいで紙と鉛筆を身振り手振りで要求してきた、俺はウエストバッグから手帳とボールペンを出す
そしてガキはかきはじめた、勿論マスではない!
字をだ……
『たけちゃんには本当は最初から言うつもりだったんだけど、少しガキのままもいいかな?とテヘペロ』
俺は硬直した、日本語でしかも俺の事をたけちゃんと呼ぶのは世界で只一人しかいない……
『久しぶりだよ、たけちゃん、マジで合いたかったぜ』
そう言う事か……元からこいつは戻って来るつもりで……久美の予想は間違って無かったんだ
「久美にはどう言うんだ?」
『言うつもりは無いよ』
「ふざけんなよテメー!久美が何れだけ辛い思いを」
『たけちゃんが居てくれた、久美に俺はもう要らなかったよ』
「なっ!お前……久美のきもち……知ってたのか……」
『当然さ、妹だぜ?』
「おばさんは‼お前おばさんを」
『母さんは大丈夫』
「何でそんな事が言える」
『たけちゃん、まだ全部話せないんだよ、これはたけちゃんと久美が自分で見つけないとだから、俺はたけちゃんとそう約束したからね』
「やっぱりこの世界のマイ○ルジャクソンは俺なのか?」
『うん』
「ジャネットはお前か……」
『そうだよ!』
「どうやって転生した?」
『ある人に頼んで』
「何の為に!」
『たけちゃんを助ける為』
「ある人は答えられるか?」
『まだムリ、だけどたけちゃんもう気付いて無い?』
「大体な……ジャーリア造ったのもそいつだろ?」
『ルチーナやラフィーリアの分身の事ならイエス』
「奴らの仲間か?」
『ノー』
「敵対してるのか?」
『イエス』
「解った、後は自分で解き明かす、別の質問だ」
『流石たけちゃん、もうひとつは?』
「何で俺の嫁のパンツでこいてやがる」
『えっ!』
「答えろ‼」
『そこに合ったから』
「嘘つけこのエロガキがーーーーーーーー!テメー俺の女のパイオツ見て楽しんでやがっただろう、しかも朔のパイオツに毎日毎日吸い付きやがって、しかもコノヤロウ、朔のピー!から出てきやがって、テメーに俺の女にスカルピー!なんざ許した覚えはねーぞコノヤロウ!」
浩二は思った
『赤ん坊何だからしかたねーじゃねーか!』
俺は浩二の両足を持って逆さまに吊るす、そして振り回し始めると
「これ!何をやっておる‼」
俺は即座に手帳をしまい浩二はボールペンをぶん投げた
「主人殿!こんな赤子に何をするのじゃ!おお可愛そうに、このような凶暴なおとうでかわいそうじゃのう」
「テメー!何笑ってやがるコノヤロウ」
「やめいというてるじゃろ!」
バチィーン!
俺は朔に鼻パンを食らった
「直ぐにおっぱいを飲もうの!こっちじゃ健二!」
この時健には浩二が笑って勝ち誇っている様に見えた、だが浩二は相変わらずな健を懐かしくも笑ってしまい、腹を擦れない地獄から死線をさ迷っていた
『しかし、まあ浩二だったとわな……
あのやろう、今頃のこのこ出てきやがって』
ーーーーーーーー
時は過ぎ、浩二は2才になった。
ラ.ムー全土で起きていた反乱軍はほぼワルキューレ隊により鎮圧された。多少の火種は残っている物の、後は新領主達でどうにでもなるレベルだ。
そして俺は今、大会議場にいる。
今後のムー大陸全土の掌握にかけての作戦会議だ。
これには貴族以上全員の参加が求められる。
「帝の御成り‼」
全員が立ち上り最敬礼で迎える
「楽になさって下さい」
「ご着席下さい」
俺は雛壇の直ぐに下、陛下の右前方に居る、これは俺が後の言う正一位太政大臣に成っている事を意味する、そして久美はその向い、これは従一位太政大臣である事を意味した。
詰り俺はラ.ムーにて、かつての浩二より上の、皇族を差し置いて、陛下に次ぐ最高権力を手にした事になる。
俺は立ち上り
「これより、ムー大陸全土掌握についての会議を始める」
オォォォォォォ!
手を上げ静める
「このムー大陸は元々我がラ.ムーが治めていた、神から授かりし国土。
そして代々天皇、即ち神の末裔たる帝が治めるべき大陸なり!だが、逆賊どもがその国土を簒奪、好き勝手に国王を名乗り帝を冒涜せしめた過去をもつ。
だが見るがいい!このラ.ムーの反映を、そして逆賊どもの飢えた国土を、帝の御意向なくばこのように土地は枯れ果てるのだ‼
そして我が国民は富、逆賊どもの誤った治世を受ける民は疲弊している。この無垢な民衆を見捨てて良いのか?否だ!ムー大陸に住まう民は均しく帝の御意向を賜わる権利がある!見捨てては成らない!」
俺はここ2年でラ.ムーの構造改革を断行していた、俺の本来の目的は天孫降臨の地へ行く事、だがその地へは多国を経由しなければ成らない。ラ.ムーの武官となった俺がおいそれと多国へ進入する訳にもいかない、ならば闘おう!と言うわけだ。
だがそれにはまず当面の問題として内戦があった、しかしそれはワルキューレ隊に任せておけばいい、俺は作戦の立案から実効、戦後処理の全てを顧問、提督、二人の大将に任せた。
彼女達は見事にそれをやってのけた、俺が指示したのは一つだけ、全ての戦場でワルキューレ隊の恐ろしさを徹底的に見せつけろ!
そしてそれは達成された、ムー大陸じゅうに彼女達はこう呼ばれている。
ミニスカの羅刹!ミニスカの魔女!逮捕の女神!
そう、俺は近衛に敵捕縛時【逮捕よ!】の言葉を厳命したのだ!
中には進んで逮捕されに来る上級者も発生したらしいがいろんな奴もいる……
俺はその間に法整備、自給率の向上、新規鉱山発掘、漁獲率の底上げなど、様々な分野を陛下、桜と供に行った、現代智識をフル活用した反則技だが仕方ないと割りきった。
そのお陰でラ.ムーは僅か2年で空前の好景気となった。
また俺は敵の正体を暴きそれと内通している者の特定も急いだ。
現在展開中の鴉に007と言う名の新規開発した幾つかの魔道具を持たせ、盗聴、盗撮、発信器による追跡まで可能な道具で、かなりの口果を発揮してくれ、敵はアトランティスに潜む所謂銀行家と特定、これは王族までに食い込み、最早潰すしか道は無いと判断した。
内通者は武官7名、文官18名、司祭についてはなんと104名高司祭には3名までもが敵内通者と判明、即座にワルキューレ隊に逮捕させた。
同時に人材発掘にも取り組み、全国一斉模試ならぬ、一斉適正検査を慣行、奴隷、一般人等身分関係なく、適正のある者は武官、文官、士族、従士へと取り上げ、同時に国割りも次いでに細分化を行った。勿論これにはミーシャを関わらせたのは言うまでもない。
貴族達の内通者が非常に多かった為、然程の反発もなく出来たのは良かった。これにより異常に力を持つ貴族が居なくなった訳だ。
そして税政改革も施工、金の流通及び食料品の取引状況把握、区画整理を行い生産高を算出、これにより貴族達の内部留保を割りだし、未納税を徴収。またそれによる平民や従士達への過度の圧迫を防ぐ為に、税金制を導入。
税金の支払いは換金所での金及び銀、銅の鉱物での支払いに一元化した。
また銀行家への過度の資金流入を防ぐ為に、換金所、及び一部帝都や都市に有る銀行は、全て国有化、貴族や民間での運営を法により一切禁止した。ここは徹底的に強力に推進、勿論奴らに一切付け入る隙を与えない為だ!同時に貨幣制度は廃止、全て鉱物資源による取引にした。勿論鉱山は全て国有化、錬金術士は管理制とし、管理外での錬金は違法とする。
一部イリジウムと白金での取引も可能としたが、これは俺が軍事目的で使用したいため、市場に出回らせたいからだ。レアメタルはやはりこの時代でもレアだった。
領主貴族達への報酬は生産高の7割りのバックでようやく落ち着く、それ以上は確実に内部留保に繋がるから、そのラインは死守、生産高が上がればバックも増える訳だから問題無いだろうと言う事だ。
次に奴隷制度は敢えて残した、これは社会的弱者を育てない為にだ。奴隷と言うと現代人は直ぐに人種差別だの言い出すが、それは大きな間違いだ、実は現代の格差社会の方が遥かに深刻な問題である。
仕事にあぶれ、食うに食えず犯罪に走るもの、自ら命を絶つ者、日本の年間自殺者数を見れば解るだろう。
俺はこの経緯から奴隷制度を根本から見直した。
まず教育を義務ではなく、希望者への完全奨学金制度導入、これは貴族にも適用し、年齢条件は無し、誰でも何時でも好きな時に教育が受けられる、これは奴隷でも同じだ。
また普通科の学校は作らず専門学校のみ設立、これをギルドに金を出させ、同時にギルドが無用に力を持つのを阻止。当然これも奴らに対する配慮だ!奴らの隠れ蓑を考えればギルドなど本来造らない方が良いのだが、真面目にやっているギルドも有る以上無くす訳には行かない。
つまり奴隷は永続的ではなく、自分のやる気一つで何時でも抜け出せる訳だ。
次に年齢条件による、国民総生産制度、150才で必ず全員が仕事を持たなければ行けなくした。
幼い子供も当然親の仕事の手伝いで親から給料を支払われ、僅かにでも税金を納める、つまり奴隷も給料制度になる。
また奴隷への過度の労働を防ぐ為に、司祭達を監視業務に着かせた。
奴隷への過度の労働が発覚すれば、飼主だけではなく、司祭達までもが重罪になる。
当然司祭達からかなりの抗議が出たが、今回内通者が司祭から大量発生した事による、司祭制度廃止をちらつかせたらあっさりと受諾した。
今回の事で俺はハサン公爵を高司祭に、セルマ伯爵を侯爵にし、領地加増をした。
そしてゲルタ子爵も同様に伯爵にし、加増を行った。
これはジャーリア保護をした功績による物だ。
今やジャーリア達に偏見を向ける者は皆無となった。
当然乳だしを止めようとしたのだが、これにジャーリア達が何故か猛反発、理由を問いただすと俺の発情が減るからと言うものだった…………
いくら何でもそんな年がら年中俺だって発情…………してる…………
詰り俺が会う子会う子に乳揉みセクハラを行っているのが無くなるのが嫌らしい…………
良いだろうこうなったらセクハラ魔神を遥かに凌ぐ、三位一体で究極にまで高めたセブンエロシズで行う、健セクスクラメーションを彼女達にお見舞してやろう!
話が明後日を通り越し、最早変態談話になってしまったが……何時もの事だ。
これにてラ.ムー国内での懸案事項は全て片付いた。
いよいよ周辺国を統一して、天孫降臨の地へ出発出来る、待ってろよ?俺、今から記憶貰いに行くぜ!
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