星宮 光と伝説の神々

桜井 詩音

第1話 始まり

光の頭上には、満点の星空。

普段は外に出ない光だが、流星群が降っていると聞き、ベランダへ出ていた。しかし、流星群は全く降っていなかった。

「タイミングが悪いな。日頃の行いが良くないからこうなるんだ。」

父、一郎にからかわれた。僕は特に何も言わず、自分の部屋へ戻った。


僕は、星宮 光 (ホシミヤ ライト)。光は漢字だが、ライトと読む。キラキラネームというやつだ。

しかし、光という名前に対し、目立つタイプではない。根暗なタイプだ。

さっき、僕に皮肉を言った人は僕の父、星宮

一郎(ホシミヤ イチロウ)だ。

酒好きで、毎日飲んでいる。

僕は、そんな父が嫌いだ。何かと言えば、僕をすぐに叱る。そこがとても面倒臭い。


そんな事は置いておいて、僕は二次元が大好きだ。やっぱり、ゲームはRPGに限るな。

そう思いながら、ゲームをしていた。


「ピロン」


突然、スマホが鳴った。

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