第42話:汗の滲(にじ)む腋の下
白く柔らかな二の腕に舌を這わせた。
「ん、ン・・・」
美月が、わずかに悶(もだ)えた。
徐々に、オレの唇は脇の下へと
進んでいく。
腕を上げ、露(あら)わになった
腋の下は、ジットリと汗が滲(にじ)んで
いた。
かすかに汗の酸っぱい匂いが
立ち込めていた。
「ああ・・・」
オレは思いっきり、腋の下に鼻を
くっつけた。
美月の脇の甘酸っぱい匂いを嗅ぐと、
どうしようもないほど興奮してきた。
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