第33話:顔がエロい

「私の顔は、エロいのよ。」

美月は、やけ気味に笑った。


「え・・・?」


「致命的なの・・・。

アイドルとしてはね。

グラビアやセクシー系なら、

何とかなっても、アイドルは失格ね

。」


「そんな・・・」


「これでも幾つか受けたのよ。」

「オーディションですか?」


「ええ・・・、全部の審査員から

言われたわ。アイドルなんか、目指すよりセクシーグラビア系でも

行けばって・・・」


・・・!

オレは、言葉もなかった。




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