「ここは、天国なの？」

オレはそのオッパイ天使に尋ねた。

「フ……、大丈夫？　よっぽど頭の打ち所が悪かったみたいね」

　オッパイちゃんは苦笑いした。

　いや、オッパイは笑わないが……

「いっててェ……」

　オレは起き上がろうとしたが後頭部がかなり痛かった。

　手で触ると、かなり大きなタンコブが出来ていた。

「大丈夫。無理しないで」

「ええ……」

　こんなオッパイ天使に慰（なぐさ）めて貰えるなら、ずっと寝ていたって構わない。

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