第3話:地獄じゃなさそうだ
このまま天国へ行くのか。それとも……
地獄へ直行か。
ゆっくりとオレの視界が暗くなっていった。
どのくらい時間が経ったのだろう。
目を醒ますと、どこかの一室で寝かされていたらしい。
フカフカのベッドの上に横になっていた。
部屋中に甘い匂いが立ち込めていた。
「大丈夫……?」
不意に目の前の美女が心配そうにオレを見詰めていた。
「う……❓❓」オレは小さく呻く事しか出来ない。
「ねぇ、平気……?」
また彼女が聴いてきた。
「え? ああ……」何とかオレは応じた。
どうやら、ここは地獄ではなさそうだ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます