第7話稼働する悪意
「フム あと少しでドラグニカ王国に到着しそうじゃの」
「おう坊主。目、覚めたか」
「うむ大丈夫じゃ 迷惑かけたの」
「お前そんな喋り方だったっけ。まぁそんなことは置いといて。ちょっとこっち来てくれ!」
「オォイみんな!コイツがロイ様から紹介された魔女狩りのスペシャリストだ!」
「名をシュンという。よろしく頼むの」
ウォォォォォ!!!
...ヤレヤレ
こいつ等は元気がいいの
使い捨ての駒とも知らずに...
・・・
さて今回の魔女狩りじゃがどうやって大勢の魔女を相手に戦うのか
魔女は基本的に人を傷つけない
じゃが危害を加えようとする者には容赦なく攻撃してくる
ではどうやって勝利するのか
答えは簡単じゃ
勝利できない
しかし道はある。ドラグニカ王国では
戦争犯罪者を国民や王の目の前で処刑するという慣わしがある。
このときこやつの『命等価交換』を発動すれば確実に魔道王を殺すことが出来る。
この方法は以前から考えられて来た。
しかし魔力をもった魔導師は暗殺対策としてこの処刑からはずされ、実質不可能だった。
しかし!
異界の者は違った。魔力を持たないのにも関わらずこやつらは『チート』と呼ばれる特殊な能力をもっておった。
そこで儂は異界の者を召喚し、その『チート』を封印させそこに他の能力をねじ込んだ。
こやつさえいれば魔道王を暗殺することが出来る。
フハハハハハハ
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