ビー玉遊び
創造の日
神様は僕らを生み出して
空のなかに閉じ込めた
その美しさは
子どもの頃に遊んだ
青いビー玉のよう
そのなかでうごめく
ちっぽけな存在は
アクアリウムのなかの
さかなたちのよう
望みもしないのに
この地に落とされ
僕らは死ぬまで
生きることに
苦しみ続ける
生きるものすべて、
無垢でいることは赦されない
こんなどうしようもない連鎖を
幾千年繰り返しても
終わらない
すべては神様の手のなか
ころころ転がされるビー玉は
今日も僕らを内包して廻る
空はいつだって
僕らを
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます