第80話 真昼に見る夢

目を閉じて見る 幻の街

白い灯りが ゆうらり揺れて

風のない夜 ふわりととんで

ただひたすらに キミの名を呼ぶ

この掌に 刻み込まれた

錆びた時計の 秒針の音 

思い出すたび 震える胸に

青い記憶が 今よみがえる

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