オヤァーイ!

《髙橋ヒロム控え室前》



田口「おーい!ヒロムー!いや、髙橋ヒロム〜〜!!」




コン、コン、コン!

(田口、ドアをノックする)




内藤・EVIL・BUSHI・SANADA

「・・・。」



田口「ヒロム〜〜!髙橋ヒロム〜〜!・・・出てきませんねぇ〜〜・・・。オヤァーイ、オヤァーイ!」



BUSHI「なんか無いの?田口監督にしか話せないようなヒロムの心を動かすような話は?」



田口「そうだな〜〜・・・おい!ヒロム!いや、髙橋ヒロム!・・・俺がプレゼントしたTIME BOMBERの使い心地はどうだい??」



SANADA「出たTIME BOMBER(笑)」



田口「あの親指を立ててラリアットするあのオイラがプレゼントした技だよ。」




髙橋ヒロム「・・・田口さん?」




ガチャッ!

(ヒロム、ドアを開ける)




田口「おー!ヒロム!いや、髙橋ヒロム!!」



髙橋ヒロム「何しに来たの?」



田口「君にここから出てもらって、またクイズの司会をしてもらいたくて僕は説得に来たんだよ。」



髙橋ヒロム

「そうなんだ。わざわざ僕のために来てくれたの?」



田口「そうだよそうだよ。当たり前田のバッククラッカーだよ。だって、彼らが言うにはヒロム!いや、髙橋ヒロム君は僕のことが一番好きだって言うじゃないか?(満面の笑顔)」




ガチャッ!

(ヒロム、ドアを閉める)




田口「・・・あれ??」



髙橋ヒロム

「あの田口さん好きですけど、一番じゃないんで。」



内藤・EVIL・BUSHI・SANADA

「・・・ブフッ(笑)」



田口「ちょっ、ちょっと!ちょっとちょっと!・・・は、話が違うじゃないの??あ、あれ??あれれ〜?・・・おじ、おじさん傷ついちゃうなぁ〜(涙目)」



髙橋ヒロム

「田口さんそんなに傷つかないで。"パパはわるものチャンピオン"の演技うまかったよ。じゃあ、さよなら。」



田口「あ、それはどうもありがとう・・・。さよなら・・・(涙目)」



内藤「じゃあ、監督・・・お帰りください(小さく笑う)」



田口「ナイトゥーさん、パパわる見たの?」



内藤「あ、見ましたよ(小さく笑う)」



田口「ぶっちゃけどうだった?俺の演技?」



内藤「いや、お世辞抜きでよかったですよ。もう役者さんなった方がいいんじゃないかな?て感じで。」



田口「本当に??・・・じゃあ、なろうかな?プロレス界から映画界に飛び出して、第2のドゥエイン・ジョンソンに!!」



内藤・EVIL・BUSHI・SANADA

「・・・(笑)」



田口「超有名な映画に出演していきながら、たまに新日本プロレスに帰ってきて、東京ドームのメインだけ出たりして・・・。」



内藤「新日ナメんな!!」




ドンっ!

(内藤、田口のケツを蹴る)




田口「オヤァーイ!(焦)」



EVIL・BUSHI・SANADA

「・・・ブフッ(笑)」

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