ウォーターレスラー
髙橋ヒロム
「新日本プロレスのリングに上がっている選手の中で、水を口から噴くのは誰でしょう??思いつくだけフリップに書いてください!」
内藤「水を噴く選手・・・1人も浮かばないな。」
BUSHI「嘘つけ!1人は思いつくだろ!(笑)」
内藤「(笑)」
髙橋ヒロム
「より多くの選手の名前を書いたチームに、1ダリルを差し上げます!」
EVIL・SANADA
「う〜〜ん・・・。」
(フリップにそれぞれのチームが書いている。)
髙橋ヒロム
「シンキングTIME BOMB〜〜!!は、この方の落語でお楽しみください。」
(髙橋ヒロム、出て行く。)
内藤・EVIL・BUSHI・SANADA
「落語・・・?!」
♪チャンチャンチャカチャン
(出囃子)
(黒子が座布団を持ってきて置く。)
髙橋ヒロム
「いやいやいや暑〜ございますね〜〜。みなさんお集まりいただきありがとうございます。ありがとうございます。」
(髙橋ヒロム、座布団に座る。)
内藤「なんで落語?(苦笑)」
BUSHI「分かんない(笑)」
髙橋ヒロム
「はじめまして。時限亭爆破と申します。」
内藤・EVIL・BUSHI・SANADA
「時限亭爆破!!(笑)」
髙橋ヒロム
「先日、釣りに行ったんですけどね。竿持って海岸に近づくと先客がいましてね。”こんにちは”と声をかけたら”こんにちは”と返してくださって・・・その方、50代くらいの男性で、とても優しそうなお顔でしてね。隣に並んで他愛もない話をしながら釣りを楽しんでいたんです。そしたら、そのおじさんが”来た!”と言って立ち上がって竿を持ち上げたんです。数分間、姿見えぬ相手と引っ張り合っておじさんが”つーれたー”と言ったんです。あ、魚がつれたのかと思って、”おめでとうございます”と言っておじさんの方を見て私びっくりしました。おじさんの竿の糸の先には魚ではなく、封筒が2つ付いてたんです。おじさんは”釣れた”と言ったのではなく、二つの便箋”2(ツー)レター”と言っていたのです。お後がよろしいようで。」
(髙橋ヒロム、頭を下げる。)
♪チャンチャンチャカチャン
(髙橋ヒロム、出て行く。)
EVIL「全然お後よろしくねぇーよ(笑)」
SANADA「ただの親父ギャグだね。」
内藤「名前が一番面白かったじゃん(笑)」
BUSHI「時限亭爆破(笑)」
(髙橋ヒロム、戻ってくる。)
髙橋ヒロム
「さぁ、落語も楽しんでもらったところでね・・・フリップ見ていきましょうか!フリップオープン!!」
バンッ!
(両チームフリップ出す)
髙橋ヒロム
「さぁ、まずはアニマル浜口チームは・・・BUSHI・ランスアーチャー・矢野・ヨシタツ・レイモンドロウ。おー!5人の名前がありますね!」
内藤「これは完璧でしょう!」
髙橋ヒロム
「つづいて、メガスタ・オブ・ダークネスチームは・・・矢野通・ヨシタツ・金丸。・・・あれ?3人だけ??(笑)」
BUSHI「いやいや、俺の名前書くだろ普通!(笑)」
EVIL「ちょっと思いつきませんでした・・・。」
SANADA「すいません。BUSHIさんと言ったら水って言うより、やっぱり唐揚げなんで。すいません。」
BUSHI「これはみんなが思ってる以上に寂しいよ。」
内藤・EVIL・SANADA・ヒロム
「(笑)」
BUSHI「あとね、金丸はね。水じゃなくて、ガチのウィスキーだから!(笑)」
EVIL「あ、そうなんすか!」
SANADA「じゃあ、車で会場に来て、試合でウィスキーかけられたら・・・。」
BUSHI「車で帰れなくなるよ(笑)」
内藤「アルコール検出されるかもしれないからね(笑)」
髙橋ヒロム
「鈴木軍と抗争中は、車通勤禁止です(笑) さぁ、結果は・・・アニマル浜口チームが5人!メガスタ・オブ・ダークネスチームが2人!・・・というわけで、アニマル浜口チームに1ダリル差し上げます〜!!」
内藤「グラシア〜〜ス!」
BUSHI「よし!」
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