にゃべ♪の日々詩集

朝が始まっていく

それでも日はまた登るから

やさしい気持ちになるよ

ゆらゆらゆらゆら水面は揺れて

海草たちが波のリズムでダンスをしてる

空が待ちきれずに白く染まってく

街の灯りがまだ夜を名残惜しそうに

ピカピカと光っているけれど

もう世界が色を取り戻しかけているのだから

あと少しでお休みだね

朝の時間が始まるからね

山の上から見る景色

まるで鳥になったみたい

とんびみたいにくるくる回ったら

私は目を回してしまうかな

それとも結構楽しんじゃうかな

みてみてほら 線路が見えるよ

まっすぐレール通りに電車が走っていく

踏切りが前方の安全を確保していく

皆さん通勤ご苦労様

今日も酸欠ギリギリでいってらっしゃい

澄んだ空気 気持ちの良い風

静かな静かな気配はやがて

眩しい光に染められていく

朝日がやって来た

そう 眩しい眩しい朝日がやって来た

力強い日の光

世界に色を蘇らせて

今日と言う日の本当の始まりを告げる

大丈夫だよ また同じ始まりが始まるだけ

この光に包まれてお日様の力を分けてもらおう

心の奥まで日の光が届いたら

暖かい日差しが体中を駆け巡ったら

何だか元気がわいてくるでしょ

暑い夏も寒い冬もそうでない春秋も

朝日の昇るこの瞬間はいつも神秘的な雰囲気

目を閉じてまぶたの裏で光を感じる

瞑想で悟りを開いたみたいに

何か特別な素晴らしい発見をしたみたいに

そんな強烈なエネルギーを取り込んで

ね 難しい事何も考えなくていいんだ

朝が始まっていく

私たちもさあ行こう

新しい一日を精一杯楽しもう

お日様も笑っているよ

世界中が穏やかに始まっていくよ