にゃべ♪の日々詩集

心の鏡を見つめて

何を焦っているの

そこには誰も居ないよ

あなたは何もない所を見ている

勝手に作った幻想に怯えてる

自分の心のでこぼこを

誰にも悟られないように生きてきて

心をずっと偽って

本当のものを信じられないでいるね

自分が心を偽る限り

相手も偽りに映るだけ

どんなに空が青くても

サングラスをすれば暗い空

あなたが仮面をつけてる限り

相手も仮面を外さないよ

一度つけてしまった仮面は簡単に外せないから

仮面越しの景色を真実と思い込んでいしまうね

自分の心のでこぼこにピッタリの相手を探すより

相手の心のでこぼこに合わそうとして

その方が簡単だと錯覚して

相手に合わした偽りの自分を演じてるから

いつしか真実の想いも歪んでいくよ

本当の自分が苦しんでしまうよ

あなたの心の動きを見つめていてね

どんな時にどんな感情が動いてどんな反応をするか

あなたの心の本当の姿を知る事がまず一番大事

あなたが本当の意味であなたらしくなる事が

あなたにとっての一番楽なスタイル

本当の心を歪んで映してしまうから

それが世界だと思い込んでいるから

誰もいない所に幻を見てしまうよ

誰もあなたが思うほどあなたを嫌っていないし

誰もあなたが思うほどあなたを好んでもいない

あなたが作った幻とあなたが戦っているだけ

いつまでたっても決着のつかない不毛の戦いを

あなたがあなたらしく出来た時

きっとあなたに相応しい道も見えてくる

素直なあなたに素直な関係も生まれてくる

外の世界は鏡の如く

あなたの心のままに映るもの

もっと自信を持っていいよ

自分を一番否定しているのは自分自身だって気付いてね

自分を一番認めてあげられるのは自分自身だって気付いてね

素直になれば幻も消えていく

無理をして無駄に力を使っていたところがなくなれば

ずっとずっと今までより生きるのが楽になる

偽りの探り合いの人間関係が信頼の関係に変わる

そう 大抵の問題は自分自身の心の中に根本があるって事

自分を信じて

周りを信じて

世界を信じて

運命を信じて

奇跡を信じて

いつの日か水が流れるように全てが分かる日が来る

それまでの苦しみはただそこに至る為の道しるべなのだと