にゃべ♪の日々詩集

降りた言霊

外気に触れると腐食する

腐食すると自分ではなくなっていく

窓を開けたばっかりに

窓を開けようと思ったばっかりに

侵されていく精神

見えないものの囁き

この世の穢れが逃げ場所を求めてやってくる

清らかな所へ押しかける

救いを求め０になるために

元に戻るために

汝そを受け止める覚悟はあるか

汚れるぞ

罵られるぞ

嫌われるぞ

呪われるぞ

失うぞ

風が運ぶのは善ばかりでないぞ

花粉症と言うのがあるであろうが

その時期は皆窓を閉めるであろうが

開けっ放しならよいと言うのではないぞ

そなたを狙うモノどもが狙っておるぞ

風邪にはマスク花粉症には更にゴーグル

無菌室でしか生きられん病弱さん多いのう

じゃからと言って閉じこもるのか

最初は良いが淀むぞ

自分だけの天国は自分だけのもの

部屋がごみだらけになっていくぞ

自分の匂いが充満していくぞ

清めねばならん

掃除第一じゃ

心地良い所に心地良いもの集うぞ

窓開けるのぞ

時期を考えねばならんぞ

お日様照らす清浄な朝ぢゃ

清々しい空気に解き放てよ

溜まったもの全て吐き出せよ

全てこの方が浄化してやるぞ

淀みなくなり日本晴れぢゃ

晴れ晴れした心に晴れ晴れとした気が入るぞ

そうすれば一日楽しくなるぞ

誰にでも挨拶できる心持ちになるぞ

人と人とのふれあい挨拶からぢゃ

天気の挨拶から会話は始まるであろうが

天の気を見よ

全て分かるぞ

分かってくるぞ

これから起こる事知らせているぞ

心に響いてくる

聞こえてくる

じゃが世界は全てを包み込んでおるから

聖も来れば邪も来るぞ

全ては抱き参らすのであるが

まずは器がなくてはならん

器のない内は無条件ならんぞ

邪に飲み込まれるなよ

光にとけ入れよ

常に自分の心の動きを把握せよ

己の器に光が満ちておれば邪の付け入る隙はないのじゃぞ

そうなるまではむやみに闇に近付かん事じゃ

寒くなったら窓閉めるであろうが

危ないと思ったら手を引っ込めるであろうが

その心がけぞ

無理するな、と言う事ぞ

おかしいと思ったらその自分を信じる事ぞ

妄信するでないぞ

自分を誤魔化して生きる事だけはして下さるなよ

自分に素直になりなされ

人生素直に流れていくぞ