1は、発想とか換骨奪胎の練習に向いている、というべきかと思います。
2は、批評的解析をしながらでないならまったく無意味かなと思います。
3は、描写というのがそも、説明的なもの、抽象的なもの、省略的なもの、と色々な種類があり、それぞれ特性が違い、すべて網羅しないと的確に運用できないというものです。
一番簡単な描写の入門編が視覚情報の羅列で、それだったら誰でも出来ますし、描写した気にもなれるものですが、読者にしたらソイツを延々やられることほど苦痛なもんはないと思います。描写というそのものの誤解から来ていると思います。
順番に読ませていただいてます。モチベーションに繋がり、ありがたいエッセイです。(^^)
作者からの返信
この回は二ヶ月くらい前に書いたのですが、今のところ(4月下旬)やっぱりよく分からない点が多いですね。描写は本当に匙加減が難しいと思います。経験的には削って良くなった、と思える場合もあれば、嫌々ながら書き足したら妙に良くなった、というケースも少しはあります。
この連載は不定期に書いているので、今後とも末永くよろしくお願いします。
また難しい命題を3つ挙げられてますね。
長々と何か書こうかとしましたが、ムリムリ。
自分がつまらないと感じるもの、退屈なものを書くほど、苦痛な作業は無いと思います。
それを敢えて実行するか、ですよね。
うーん。
ただ、確かに、好きなテーマだけを書くと煮詰まりやすいし、一つのスタイルに固まってしまう傾向はあるでしょう。
そのスタイルと心中する気でなければ、いろいろと試す必要はあるのかな。
だからって、目さんが人外転生五十万字とか書き出したら、心配になるかもしれません。
面白そうだけど。
作者からの返信
>自分がつまらないと感じるもの、退屈なものを書くほど、苦痛な作業は無いと思います。
この問題も難しくて、嫌々ながらでも試しにやってみたら上手くいった、という可能性も存在するだろうなって、ある程度はわかるんですよね。
自分で面白いと思っていても、いつしかマンネリになるとか、「飽きていることに、自分自身でも気付かない」という可能性もありますし。
五十万字はちょっと難しそうですが、長編は書きたいと思って少しずつ準備はしています。
1.スキルは上がるでしょうが、必須かどうかは私も分からないですね。
得意な方や好きなひとにお任せしようと思っております。
2.主にストーリーライン重視のものを書きたい初心者には有効な気がします。
描きたい情景に近しいピースを頭に入れておくことで、そのピースを仮置きし足場として使うことで、一番しっくりくる描写を模索しやすくなるという効用があるかと思います。
頭に入ってさえいればいいので、書き写しは必須ではないけど、ベターな手法かなと思います。
3.個人的には『描写が出来ていない→充分に描写出来ている→足したり引いたりが出来ない描写へ至っている』という順で進化していくのかなぁ、と思っています。
明言せずとも理解できる間や流れ、あるいは様々な解釈が出来る広がりや余韻、はたまた静寂をもたらすには過度な描写は不適切かなと思います。
作者からの返信
コメント有難うございます!
1.2.はともかく、3.はますます難しく感じます。
登山における「登るか」「退くか」の判断や、将棋の難解な局面での「攻めるべきか」「守るべきか」などと同様に、描写の精粗は永遠の難問といえるかもしれません。