確率99.5%/僕


 存分にいきなさい



そう言われたのに

忍び寄る影に足がすくむ時がある



勝手に準備されていくものがあって

流れに抗えないような気になってる

油断したところであの刃が落ちるぞと

見計らったように繰り返し夢で見せる

あれは僕の弱さだろうか

涙を流す君に

真実味が増す



できることはした

なるようになれ

そう思うのは逃げることだろうか



ゴールは来年か 春か いや夏かな

確率と競争するのは なかなかのスリル

こわくないと言ったら

嘘になるかもしれないけど

君がいるから平気と言うのは本当だよ

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