とっても勉強になりました。
主人公が昔見た、紅色の螺鈿細工の秘密を知るお話である。
簡単に螺鈿細工(らでんさいく)について説明すると、日本の伝統工芸品である。
調べてみる方がわかりやすいが、漆の塗られた箱などに、綺麗な模様をした貝殻を埋め込んだものである。
使われている貝殻というのは、ヤコウガイ(夜光貝)、シロチョウガイ(白蝶貝)、アワビ(その他諸々)である。
その理由というのが、内側が七色に光るからだ。
堅苦しい説明は置いといて、
この話では、七色に光る貝ではなく、別のものが使われている。
それも、驚くようなもので……。
主人公のみた紅色の螺鈿細工の正体とは、そして艶やかな文章に、あなたは魅了されるでしょう!
素敵なものを読ませてくださり、ありがとうございました!