時間は未来から過去へ流れる

未来の自分

２０年経っても何も　解決しないことがある。

なぜ転校していじめらたのか

なぜ交通事故にあい、怪我の痛みが残るのか

なぜ上司がモラハラをしたのか

なぜ勝手に勘違いをされて、殴られたのか

解決しないし心の整理がつかないままである。

忘れたころに、こころの片隅に残る怒りや憎しみがあふれ出し、

制御できなくなる。

ある時、ふと思った。

これらは、自分自身が決めたことではないか。

未来の自分が決めたことなんだと。

本来なら、とても受け入れることができたものではないが、

２０年以上悩み、八方ふさがりのどうしようもない状態ならではの、

意識の変化であった。

あの忌まわしい過去は、実は未来の自分が決めていたことなんだ。

そう納得すると、

すべてを受け入れて、なぜか心が穏やかになった。

未来の自分が決めたなら、それに従えるし、

未来が自由になる。自分のものになる。

今まで、なぜだなぜだと逃げていた心が、

すべてを受け入れて、未来の自分を見つめている。