石板

渦の道に異形のも 十六の腕八

の足百の目無限 牙赤黒き肌飢

え渇き死なぬ の小さき巨大 

溶けるもの しき哀しき吼 る

もの水に み火に沈む孤 を見

上げ祈 もの永遠に満 されぬ

(ウルゴ山脈西側の洞窟出土の石板 年代不明 一部欠損)

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る