木守柿
取る人の 亡き山里の 木守柿
里もなく 何見守るか 木守柿
熟れ溶けし 木守啜るか むくの君
熟れ落ちし カニは食べるか 木守柿
猿遊ぶ 渋に避けたり 齧り跡
取りきれず 鳥の取り分 木守柿
木守柿、取りきれない柿を野に在るものの取り分として残す風習。
長く姿を残しているから親である木を見守っているかのように見えるからその名があると言われる。
あまりに残ると妖怪に成るらしい。
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