エレメンタリーハイスクール

港龍香

高校入学式と小学校始業式の日

さてさて どうも作者です

このお話は 二人の子がメインに語られます

作者が出てくるのもここまでだ

じゃ 主人公級の二人を登場させましょう

ひとりは若野 駿(わかの しゅん)

身長 189cmの男の子 髪はショートの黒髪だ

ぴかぴかのハイスクールシュツデンド つまり高校生

もう一人は若野 流菓(わかの るか)

身長140cmの女の子 髪はセミショートの黒髪だ

こっちはエレメンタリースクールシュツデンド つまり小学生 今は5年だったかな?

苗字から解る通り 兄妹ねこの人たち

えっとなうん とりあえずはじまりだ!


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


~とある高校の入学式~


ふぁ~ 晴れて俺は高校生になれたわけだが

あー 暇だ ものすごく暇だ

校長の話とか長いのなんのと

あーすごく暇だ っと終わったみたいだな

これで教室か ったく早く終わらせってんだ

俺たちは教室に行く その間に少し休憩をとっていた

そのとき隣のクラスであろう あいつらがやってきた


「駿!やっほ!無事に高校にはいれましたな!」


「おはよう駿」


えっとな 元気そうな女が綿の川 奈流(わたのがわ なる)

で少しおとなしそうな男が綿の川 和(わたのがわ かず)

小学時代からの友達だ


「ああ そうだな」


「なんですよー この奈流ちゃんが一緒に入ってやってあげたんだよ!?喜びなさいよ!」


「おいおい お前ギリギリで入ったじゃねーか 勉強しなくて 俺や和 志穂はちゃんと勉強したから入ったんだ」


「なによ!香澄ちゃんは勉強しなくたってはいったじゃないのさ!」


「お前とあいつを一緒にすんな あいつは頭いいからそんなに勉強しなかったんだ」


そうなんだよなぁ あいつほとんど勉強してなかったんだよ なんかムカツク


「奈流・・・・落ち着きなよ・・・・周りの人に迷惑だから・・・」


「馬鹿ね!和!世の中落ち着いていられないときもあるのよ!」


「お前は落ち着いたときがないだろうが」


「何おぅ!」


と奈流が行った瞬間 チャイムがなった


「急げ!和!」


「まってよぉ!奈流!」


あぁ・・・・双子なのにまってくもって似てないなぁ


「あノ・・・・」


と隣の席の奴が話しかけてきた


「あぁ・・・うるさかったか?ゴメン」


「いえイエ 元気そうでいいなぁと思っただけですヨ 気にしないでくだサイ」


ん?何か変だな・・・


「お前 外国人か?」


「あ ハイ といっても生まれてからずっとアメリカに住んでた ハーフなんデス」


「なるほどな だからまだ日本語に慣れてなかったのか・・・いつこっちにきたんだ?」


「今年デス もうちょっと早く来る予定だったんですが・・・・父の仕事都合で・・・」


「今年!?それにしては日本語大丈夫じゃん あっちで練習してたのか?」


「えっとそうですネ 母がまだ英語駄目だったときに日本語で喋ってましたから そのときに覚えました」


はー すごいな っと先生が来た 先生は軽く自己紹介をしろーとかいってきた 面倒だ・・・

順番に回ってきて ハーフの子・・・そういえば名前聞いてなかったな


「トナ・アレフでス 元々の生まれはアメリカでス 日本語はまだ不自由ですがよろしくお願いします」 


ほうほう トナって言うのか トナが自己紹介して数十分 俺の番だ


「若野 駿です えっと趣味は・・・」


言うべきか言わないべきか


「読書です」


言わないが正解だよな


~帰りどき~


「よぉ トナ 改めて 今年一年よろしくな」


「はイ!よろしくお願いしまス」


とこんこんとドアをたたく音がした


「駿~ やっほー」


と紅緑 志穂(こうりょく しほ)つまるところ俺の幼馴染が来た


「志穂 なんだよ」


「要件は二つ 香澄知らない?」


「知るか あんな優等生 俺のこと嫌ってるのにさ」


「香澄ももう少し素直になればいいのにねぇ・・・っとあとひとつね 今日駿の両親いなんでしょ? 昼ご飯持っていこうか?」


「平気だ 俺も流菓も料理は得意だしな ただ夜もいないから 買い物にいかなきゃいけないが」


「あれ!?料理出来たの!?」


おいおいまてまて


「幼馴染でありながら知らなかったのか!?お前が風をひいて両親いなかったとき 面倒みてたのオレだぞ!?」


「風邪ひいてる時は記憶がないからなぁ ということはホワイトデーのって・・・」


「手作りだがなにか?」


「駿が遠すぎて見えない!!」


と志穂は両手で目をふさいだ どんなものでも3倍で返すのが一番いい 母さんにそう言われ続けたからな


「ってまって!!もしかして流菓ちゃんのバレンタインデーのチョコって!」


「毎年頑張って作ってたぞ」


「ホワイトデーに市販のモノ送った私は馬鹿だ!来年からがんばろ!」


と志穂はまた両手で目をふさいだ 流菓も俺も基本は手作りだからな


「クスクス」


と後ろでトナが笑っていた


「面白いですネ 笑いが・・・クスクス・・・」


止まらないらしいずいぶん静かな笑い方だな


「?駿その人だれ?」


「初めまして 駿さんの同じクラスのトナ・アレフと申します えっと・・」


「私は紅緑 志穂 志穂でいいわ よろしくね トナ!」


「はイ 志穂さん」


と二人の自己紹介が終わったとき あいつらがやってきた


「駿と志穂! かーえーろ!」


「駿その人は?」


と和が聞いてきた トナは


「初めましテ トナ・アレフでス」


「初めまして!私は 綿の川 奈流!」


「僕は綿の川 和だよ よろしくね」


「はイ!よろしくお願いします!」


とこの二人ともあいさつが終わった


「あとは香澄だね!」


「あの優等生もう帰ったんじゃないのか?」


「志穂ちゃん置き去りにして?ありえないよ」


「たしかに 香澄さんがそんなこと・・・」


「あ・・・あノ・・・」


とトナが聞いてきた


「カスミさんとはどういう方なのですか?」


「優等生なんだけど ちょっと正義感強いというかなんというか」


「まぁ簡単にいえば 一匹狼だったよな」


「まぁそれでも 心を開ける相手はいたんだよ」


「それが志穂さん 仲良くなってからはずっと一緒だよ」


「へェ・・・」


とトナが言った 

・・・・そういえば・・・・流菓 今日始業式だっけか 迎えにいってやるか・・・

まぁ 大丈夫かあいつもう小5だしな


~とある小学校 体育館~


校長のお話なんて 聞くことなんてない!今日から学校!

短い春休みから明けて! 私はようやく小学5年生! 

しかも今日は転入生が来るって話!とぉ~っても楽しみ!


「流菓 いつもよりごぎげんだな・・・」


「そりゃあ 今日転入生がくるって話だもん 流菓ちゃんが楽しみにならないはずがないよ」


「その話か まぁたしかにこいつは そんなタイプだからな」


えっとね 私に話しかけてきたのは 菻条 龍牙(りんじょう りゅうが)お金持ちの息子さんで

おっとりした男の子が和道 歩(わどう あゆむ)家は和菓子を売っているお店なの!二人は幼馴染なんだって! 


「それでは始業式を終わります 先生のー」


「終わったみたいだな あー早く家に帰りたいぜ」


「龍ちゃん どこのホームシック?」


「今日はやることがたくさんあるんだよ 歩」


と龍牙と歩が言っていた 私は早く転入生みたいなぁ!

私達が教室の前にいくと


「歩とは違うクラスになっちゃったね」


「しかたいよ 流菓ちゃん クラス替えには逆らえないしね」


「そういえば 転入生って歩のところだろ?」


「そうだねー HR終わったらおいでよ どういうひとか教えるから」


「楽しみにしてるねぇ~♪」


と私達は教室に入る 先生のながーい話が終わって自己紹介!

でも私最後・・・・とへこんでいるいと隣の席の龍牙が自己紹介をしていた


「菻条 龍牙だ 得意教科は算数 国語だ」


と簡潔に もっと話せばいいのにねぇー

と龍牙にいったら一言 うるせぇと ひどいなぁ

そういえば転校生誰なんだろうなぁ?


「流菓 流菓 出番だぞ」


「うん?すみませんでした!!私若野 流菓!いままで習った中で得意なものはないけれど!家事全般大得意です!」


これぐらいのインパクトあたえなきゃね お兄ちゃんなら隠すんだろうけどさ 

私はいすに座る そしてまた先生のながーい話 嫌いだなぁ・・・・長い話は

キーンコーンカーンコーン

とチャイムがなった 先生が まっすぐ帰るようにといってこれで解散!


「龍牙!転校生見にいこ!」


「おう!」


と龍牙と二人で隣教室まで走った


「やあ 流菓ちゃん 龍ちゃん 待ってたよ」


と歩が入り口にいた


「お前早いな・・・」


「意外と早く終わってね」


と歩の後ろでもじもじしている子がいた


「ねぇ?歩 そのこが転入生?」


「そうだよ ミルちゃん この二人僕の友達なんだ」


「ふぇ・・・・・えっとぉ・・・・・ミ・・・・ミル・アレフですっ!My best regards. 」


「「へ?」」


と私と龍牙は首をかしげた


「はわわわ すみませんでしたっ!緊張するとどうしても英語になってしまうんですぅ・・・・」


あぁなるほどね だからって


「外国人!?」


「いっいえ アメリカと日本のハーフですぅ ただ去年までアメリカ暮らしでしたかラ」


「ハーフねぇ」


と龍牙が言っていた


「これからどうする? お昼ご飯食べ終わったら遊ぼうか?」


「俺は賛成だな!」


「私も!ミルちゃんも一緒に遊ぼ!」


「いいですカ?」


「もちろん!」


「はイ・・・でもまだこの町詳しくないので・・・・どこで待てばいいのか・・・」


「なら住所解るか?」


と龍牙が聞く


「はイ・・・・・・*********ですネ」


「そこなら流菓ちゃん家が近いね」


「それじゃ 迎えにいくね!」


「はイ!解りましタ!」


さてとお兄ちゃんに了承えられるかなぁ 家に早く帰らねば


「あ・・・・そろそろ兄が来る時間でス それでハ!」


「まったねー!」


とミルちゃんとそこで別れた


~帰り道~


ミルちゃん お兄ちゃんがいたんだぁ いいなぁきっと優しそうだよ

あたしのお兄ちゃんとは違ってね だって迎えに来てくれないしさ

っと信号赤だ 無視はできないもんね!

でー青!右見て左みて右みてごー!

とその瞬間あたしの横にトラックが来た 


「・・・え?」


ここで死ぬの?ミルちゃんとあったばっかりなのに?

嫌だ 嫌だ嫌だ!嫌だよ!助けてお兄ちゃん!


「危ない!!」


とあたしの手を誰かが引いた

トラックはそのまま通り過ぎた


「危なかったわね もう少し遅かったら・・・・あの運転手ちゃんと見てるのかしら!?」


とあたしは助けてくれた人を見た

綺麗な女の人・・・・・制服ってことは高校生・・?中学生にはみえないもん


「・・!助けてくれてありがとうございます!」


「いいえ 人が死ぬところを見たくなかっただけ・・・・あなた名前は?」


「若野 流菓です!」


「・・・・!!!!わ・・・若野?若野って・・・あなた若野駿の・・・・」


「妹です!」


と私は即答する すると女の人は少し黙り込んで


「若野 駿の・・・妹」


「あ・・・あの!あなたの名前はなんですか?」


「私?私は・・・・・白木 香澄(しらき かすみ)よ・・」


~家で~


「はぁー そんなことで遅くなったのか だったら迎えに行ったほうがよかったな」


「うん びっくりしたよぉ」


最近 馬鹿な運転手が増えたな 人の命なんだともってるだか というかあの優等生なにやってるんだよ


「そうそう お兄ちゃん 今日転入生のミルちゃんと龍牙と歩で遊びにいきたいんだけどいい?」


「んあ?いいぞ そのミルちゃんの家まで迎えにいくんだっけ?そこまでは俺がついて行くぞ いいな?」


心配だからな 不審者とか多いしさっき車にはねられそうだったからな


「うん解った!」


と流菓はあっさり了承した


~ミル家付近~


「この住所なんだよなぁ」


「探すのが一苦労だな・・・」


っとナイスタイミングに近くの家のドアがあいた 聞いてみるか

って まてなんか知っている人なんだが


「あ・・・シュンさん!」


「よぉ トナ」


トナだったか ここらへんが家だったんだな


「ルカちゃん・・・!来てくれたんだね!」


「ミルちゃん!ここだったんだね!よし覚えた!」


・・・・・・・


「妹か?」


「はイ ミルは僕の妹でス」


「始めましてミルのお兄ちゃん!私若野 流菓!」


「よろしくお願いしますネ」


と流菓と挨拶していた


「あの・・・えっと ミル・アレフですっ!よろしくお願いします!」


「あぁ よろしくな」


「それじゃ!ミルちゃん行こ!」


「うん!!」


と流菓とミルちゃんが走っていった


「小学生って気ままでいいな・・・」


「あはは 小学生までは気ままでいいじゃないですカ」


「そうだな さーてと 今日の晩ご飯とかも考えながら 勉強道具少し補充してくるか」


「あ・・・あのですね そのついでに この町案内してくれますか?来ばっかりなのでよくわからないんでス」


「んあ?いいぞ まぁそのついでにあいつら呼んどくか 呼んでおかないと痛い目みるからな」


と俺は携帯電話を手に持ち 合計3人に電話をした

であつまったのが奈流 和だけだった 志穂は用事がはいって 香澄は志穂がいないならいかないだとよ


「うふふ駿ーよくわかってるわねー 私に電話をしなかったらどうなっていただろうねー」


「まぁ普通に 嫌がらせだけどね 奈流のすることワンパターンだから」


「和!余計なこと言わないの!」


と奈流が突っ込む いやいや本当にワンパターンだろうが


「なんの嫌がらせなんです?」


「教科書かりて 全ページに落書き書くだけ」


「ワンパターンですネ・・・」


「うぐっ・・・そそれじゃあ!トナのために町案内しよう!」


話そらしやがった・・・・

まっいっか そんなせめることじゃねーしな

さてと 俺はもう 高校生 流菓は高学年

俺らの人生は まだまだこれからだ・・・・


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