名前の由来とキャラ設定裏話

 登場人物の名前の由来や裏話です。作者のセンスが無さすぎて、名前は基本的にしょうもないネーミングセンスで付けていますので、どうか笑いながら見てやってください。


◆ノエル=クラウン

 名前の由来は、

・「北国の少年」→「北国といえば寒い」→「寒いといえば冬」→「12月、雪月」→「クリスマス」→「ブッシュ・ド・ノエル」→「ノエルという名前にしよう」


・「強そうな苗字がいい」→「王様、王冠」→「クラウン」

 です。


 主人公が強い感じを出したくて、「王冠」という姓にしました。後で何かの伏線……を入れたかった……。(まだ特に入ってない)

ちなみにノエル以外の登場人物の苗字はまだ考えていませんでした。必要になったら付ける予定です(←酷い作者)


◆小説タイトル

 最初は小説のタイトルも「雪月と王冠」としていました。主人公ノエルの名前をそのままタイトルに付けただけです。響きは気に入っていたのですが、物語の内容が想像できないですし、全然人気が出ないタイトルだったので、紆余曲折の末、今のタイトルになりました。


 カクヨム版:「とある少年魔導師の異世界冒険譚 ~サブタイトル~」

 小説家になろう版:「少年魔導師ですが、ちょこっと世界を救ってきます!」

 ゲーム版:「Chalice of Dragon ~サブタイトル~」(”龍の盃”を英訳した)


 ……う~ん、ネーミングセンスが欲しい。(切実)


◆カッツェ

 名前の意味はドイツ語で「猫」です。なぜ猫かって……? 作者にも理由がわかりません。響きで選びました。

 カ行で始まる名前にしたかったのですが、ちょっと微妙なネーミングだったかなと思ってます。(汗) もう少しゴツイ感じの名前の方が良かったかも。実は文字を打ち込むときにも「カッツェ」という文字が打ち辛いんですよね。でもさすがにもう慣れて馴染んできました。


◆ヴァイス

 白魔導師なのでドイツ語で「白」です。単純ですが、響きが気に入っています。


◆レイア

 ハワイ語で「天使」という意味らしいです。あとは女神様の名前。

 スターウォーズに出てくるレイア姫とか、印象も良いかなと思って付けました。


◆カノア

 ハワイ語で「自由」。男の娘っぽくもある名前で、似合っているんじゃないかなと思っています。


◆反省点

 本当は「(カ)ッツェ」と「(カ)ノア」、「レイ(ア)」と「カノ(ア)」のように、名前の文字が被るのは良くないのですよね。ぱっと見でわかり難いので避けた方が良いと、どこかで読みました。……が、見ての通り作者のネーミングセンスではこれが限界でありました。


 それから作中に街の地名が出て来ず、ずっと〈北の村〉などと表記しているのも、実は街の名前を考えられなかったからです。私の代わりに素敵なネーミングを付けてくださる方、大募集です!(切実)


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◆各キャラクターの誕生秘話

 最初に「ギルドマスター」というテーマでノエルが生まれ、続いてカッツェとヴァイスも生まれました。

 で、男三人では寂しいだろうということでレイアとカノアが生まれました。回復役としては既にヴァイスがいるので、女子二人もちゃんと戦闘要員にしようと。(守られるだけで戦えない女の子はパーティー入れたくなかったのです)


 レイアは忍者タイプのダークエルフという形でわりとすぐに決まりました。が、彼女は美人なのに喋り方とかが男っぽい感じなので、彼女とは別に萌えキャラも必要だろうということで、「少女……いや幼女……そうだ猫耳なんてどうだろう!」という感じで、カノアが誕生しました。


 最初は「~ニャ」というカノアの語尾を書くのが恥ずかしくてうまく書けなかったのですが、だんだんと慣れて来て、今では良い感じにスラスラ喋ってくれるようになりました。

 彼女は何か驚くことがあるときに「ニャニャッ?!」とか「ニャッ?!」とリアクションしてくれるので、非常に動かしやすいです。今では五人の中でカノアが一番人気があるようで、作者としても嬉しい限りです!



◆カノアのキャラ補足

 前衛の戦士カッツェとレイア、攻撃系魔導師のノエル、回復補助のヴァイス……という形で必要な戦闘ポジションは埋まってしまったので、カノアは「アイテム係」的な立ち位置になりました。(自作のゲームでは、カノアがアイテムを使うと補正効果でちゃんと120%に効果が高まります)


 ついでに「薬師」という職業にして、ノエルやヴァイスとも話の繋がりをもたせようかなと。結果、ヴァイスとカノアの「医療コンビ」ができたのも意外と良かったのではないかと思っています。


 それから「七歳の少女を冒険に連れ出していいのか?」「幼児虐待では?」という問題を解決するために、「獣人族は寿命が短いから人の二倍くらいの早さで大人になる」というちょっと苦しい設定も生まれました。

 カノアの場合、冒険に巻き込まれたのではなく「自分の意志で旅に付いてきている」というのも少し強調しています。


 ノエルも12歳で旅に出ていますが、ファンタジーな中世くらいの世界設定なので、15歳くらいで一人前(現代でいう18歳くらいの感覚)という脳内設定です。技術があって自分で自分の身を守れるのなら、そこは自己責任ということで……。たぶんあの世界には義務教育とかもありませんしね。



◆口調や一人称について

 一応、セリフの口調だけでも各キャラがわかるように意識をしています。

「僕~」「~だよ」という口調ならノエル。

一人称が「俺」ならカッツェ。

「です」「ます」調ならヴァイス。

「ボク~」「~ニャ」ならカノア。


 ただしレイアがちょっと問題で、実はカッツェとレイアは口調が若干被るんですよね。「~だな」「~だろう」というようなぶっきらぼうな喋り方です。二人とも戦士だからですかね。

 一人称が「私」ならレイアなのですが、ヴァイスも「私」って言うし……。だからカッツェとレイアが同時に喋るときはちょっと困ります。「私」や「俺」という一人称を入れたり、ちょっとした言い回しで区別するか、流れ的にどちらが言っていてもいいことにするか……。最終手段としては「と〇〇が言った」と書いてしまうんですけどね。


 あとカノアがいわゆる「ボクっ娘」なのは、一人称を「私」にするとヴァイスやレイアと被ってしまうから避けた、という理由もあります。「僕」と「ボク」なら文字でノエルとも区別できるし……。「ワタシ」よりも「ボク」の方がカノアのキャラに合っているかなと思ってそうなりました。

 (あ、ポケモンのニャースみたいに一人称を「ニャー」にする案もありましたが、さすがにそれはボツになりました。(笑) 「ボクは」じゃなくて「ニャーはおなかがすいたニャン……」みたいな。それだとちょっと厳しいですよね。汗)

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