子守唄にはまだ早い(仮)

佐久良 明兎

3歳息子氏と0歳娘ちゃん

気が付いたら二人目育児(2020)

 皆様は……覚えているだろうか……。

 いや絶対覚えてないだろうし覚えていなくて全然いいんだけど、かつて私が第一子の出産時、『出産エッセイ』を書いていたことに……!


 息子が生まれて3年。

 そして件の出産エッセイに挫折して! 3年!!!


 普通に無理だったわ。

 産後に書いている余裕などなかった。


 てか出産エッセイなら産前に書いておけば良い話だったんですよお前。もう。未来の自分に先送りするな。その先はカオスだぞ。

 つうか出産どころか、そもそも妊娠判明にまで行き着いていなかった有様だった気がするわ。覚えてる人のが少ないだろうとはいえ、これなら公開しない方がよかったのでは???



 ともあれ。

 かつて私は、出産から新生児の頃くらいまでを題材としたエッセイを書こうとしていたことがあった。


 ていうか、この話、その作品ページをそのまま利用してるんだけどね。

 当時あげてたエピソードは非公開にしてあるけどね。

 3話しかなかったよ。君ね。


 なんで『出産エッセイ』を書こうなどと思い至ったのかというと、当時あれこれググって文章から漫画から出産育児関連のものを読みあさったんだけど、ある程度子どもが大きくなってからの育児について書いた話は山とあれど、出産~新生児について書いたエッセイがあまりなかったからなんですよね。

 特に新生児の時のやつ。


 だったら私がそこを書いたろうと思ったんですけど、このていたらくなので全然ダメでしたねあっはっはカクヨムさんの作品ページを無為に消費するんじゃあない。



 で、3年が経過した現在。

 新生児についてのエッセイ各種がほぼなかった理由が、今ならよく分かる。


 新生児の時期について、修羅場すぎてまずほとんど記憶がないからだ。

 そしてある程度大きくなってからの日々の方が、ネタに事欠かないからだ。


 そりゃ、割合としてこうなるだろうな、と。

 そりゃ、動いて喋りだしてからの方が、動かない時期より内容があるぞ、と。


 あと出産とその直後については後に、はるな檸檬先生の『れもん、うむもん!』というエッセイの存在を知り、「めっちゃ面白いじゃん」「こんな話が既に存在してるなら別に私が書かなくて良くない?」とスンッと書く意欲が失せたというのもある。

 物書きの人ってそういうことない?

 自分が書きたいドンピシャの題材やテーマで面白いのあると、割とそれで満足しちゃわない?

 って、話がそれるのでこれはさておく。


 ※それ以外にも出産~新生児の時期題材のエッセイはあると思いますが、私が知り得なかっただけです。あと今はもっと増えてる気がする。



 まあね、それでも一度着手はしたものだし、いつか続きは書きたいとは思ってたんですよ。

 でも、出産とか新生児以上に書くなら現在の方が楽しいしなー、だけどこれ放置して新しく書くのもなー、とか思ってるうちに、現実が忙しかったり、エッセイじゃなく小説書くのが楽しかったりして、ずるずる来まして。



 気が付いたら二人目爆誕ですよ。



 時の流れ早くね?



 そして先日、二人目の産休期間が終わり、育休に切り替わったところであります。

 世が世なら、もう仕事復帰である。この段階で復帰とか、私だったらゾンビになっている。今の育休制度を作り上げてくれた先人には敬意しかない。


 とはいえ、産休期間というのはよくできたもので、体は確かにそれなりに回復してきている。

 なので育休に切り替わり、年度も下半期に突入したこの機に、脳みそのリハビリも兼ねて、小説よりもライトに何か適当に書けるものないかな……と思い、適当に育児のあれこれを書くことにした。


 既にこの文章が長すぎて辟易している。

 確かにリハビリは必要である。


 そんなこんなで、エッセイというほどでもない雑記を適当に書いていく。基本はTwitterで垂れ流しているやつの長い版みたいなものである。


 馬鹿正直に出産エッセイの続きを書いたり、育児でも時系列を守ったりすると、どうせ詰むのが目に見えているので、書きたいところから適当にやっていこうと思う。


 前の出産話を書くかどうかはこれからの気分次第というか適当にアレで。

 一人だけだった時の育児話もこれからの気分次第な感じの適当なアレで。

 既に文章からだだ漏れているが、モットーは適当である。



 先にも述べたが、この話すらも今後、立ちゆくかどうか分からないし、いくつも作品ページを乱立させるのは好みではないので、頓挫した出産エッセイの作品ページをそのまま利用している。エコだね。

 だからタイトルも育児のことを書くには違和感があるんだけど、とりあえずしばらくはこのまんまで行こうと思う。今すぐ考えるの面倒くさいし。



 人は何事も、時を経ると適当になるのである。

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