絶対に続き書きません集
生気ちまた
まえがき
著作者が作品制作の継続を放棄することをネット用語で「エタる」と言います。
私生活が忙しい、恋人ができたので妄想する必要がなくなった、行き当たりばったりで書き始めたために行き詰ってしまった、他に書きたい作品を思いついた、作品や創作自体に飽きた、記録媒体が壊れた――人により理由は様々です。
私の場合は基本的に作品を「つまらない」と感じて、どうにも改良できそうになかった場合に匙を投げてきました。ほとんどが新人賞への応募前やネット上で公開する前の「作品未満」ですが、中には途中まで公開して打ち切ったものもあります(続きを楽しみにしていただいていた方には誠に申し訳ないことです)。
本集ではそうした自作のエタり作品未満を原則修正せずに掲載し、その上で「どこがつまらないと感じたのか」自分なりに解説・反省していきたいと思います。
なので、見た目は短編集的な体裁を取っていますが、全作品が中途半端に終わります。そして続きが作られることはありません。ただ失敗の原因を見つめ直すだけで次に向かいます。
小説というより評論や創作論に近い内容になるはずです。
いわばアマチュア作家版『し〇じり先生』。
皆様のお役に立てる部分が少しでもあれば幸いです。
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