ロボ物創作論とは言えど、しかし内容をよくよく介錯すると十分他のジャンルにも応用が利きそうな話ばかり。筆者が「これは『私のような』文章を書くための」と前提してますが、仮に筆者の文章を目指していなくとも──筆者には失礼になりますが──改めて創作を自覚するという意味では一見だったり必見だったりの価値があると思います。(そもそも創作論なんて語ってくれるだけ有難いから当然ではあるのだけど)
非常に分かりやすく丁寧なロボット小説を書くに当たっての指南書です。自分のようなロボット物を者としても、かなり参考になりますね。これからロボット物を書こうと悩む人も、あとは地道に書いていく根気とロボットが好きだっていう情熱を持って挑むだけです!