第162話 そうなの?

「書いてほしいの?」

 彼女さん、ニヤッと静かに笑って頷く。

 この間、逢った時は嫌だと言っていたような気もするが…

 彼女さん、どうやら自分の事が書いてあるのは楽しいらしい。


 というわけで、3話連続で書いてみたのだが…

「久しぶりに笑うよね」

 どうやら読んだらしい。

「グレープフルーツにメロンソーダ混ぜたヤツあったんだよ ワタシ飲みたかったよ」

 やっぱり、グレープフルーツだったか…カルピスじゃあねぇと思ってたよ。

 彼女さん、自分で飲もうとオリジナルドリンクを作ったのだが、運んで来たら忘れたようだ。

 あまつさえ、ソレを僕に飲ませるというね…。


 メロンソーダにグレープフルーツというチョイスも独創的である。

 そして飲んだ感想としては、メロンソーダ感じなかった。

 思うに…グレープフルーツとカルピスソーダじゃないだろうか?

 だとしたら納得の味だった。


 そもそも、カルピスとカルピスとメロンソーダとカルピスソーダと言ったのだ。

 おそらく、カルピスとメロンソーダとグレープフルーツ+カルピスソーダとカルピスが正解だと思う。

 1個しか飲んでないから確証はないのだが…。

 そして…どうでもいいのだが…。

 まぁ本人が愉しんでいればOKだ。

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