9/2 釜玉納豆素麺
鍋で素麺を茹で、
湯切りをせずに箸で掬って丼に入れ、
上から卵と納豆と醤油をかけ、
よくかき混ぜる。
そうして出来上がるのが、粘りが出る程に美味くなる釜玉納豆素麺だ。
ここから茹でた鶏肉や豚肉を足しても良いし、
オクラや胡瓜やトマト等の生で食べられる野菜を足しても良いし、
ごま油やラー油を足しても良い。
単純な味なので様々な派生を生み出す事が出来、栄養価も高い。
最近は毎日朝食にこれを食べている。
夏が終わって安売りしていた素麺を買い占め、そのまま麺つゆで食べるのは飽きたので変わった食べ方を考えたのだ。
そうしたらこれが中々当たりで、毎日食べても飽きがこない。
素麺と言えば冷たい麺つゆで食べるのが主流だが、温かくして食べるのも中々美味い。
もしかすると、素麺は夏だけでなく一年中食べれる物なのではないだろうか。
我々は素麺を冷たくして食べる物と決めつけ、その可能性を狭めてしまっていたのかもしれない。
伝統を守る事は大切だが、新しい事に挑戦する事もまた大切だ。
諸君達も、この釜玉納豆素麺のように新しい料理の新しい可能性を見出して欲しい。
固定観念に囚われず、たまには逆の事をしてみるのが人生には必要なのだ。
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