けものフレンズ -First Code.-
甘味しゃど
序章
???_Code.
『陽を見れば光在りとて、陰じた史は霞むれど』
人の世には、輝かしく光るものがあるが、その背後にある黒には誰も気がつかない。知り得たとしても、人はそれを、自身の保身と信じ抜きたいというエゴからか、まるで無かったかのように扱う者も居る。
いざ人がその闇の淵を知れば、誰もがただの虚言と言い、表だった真実は人々の言葉から幻想へと変わっていく。
だが、それは偽物の現実では無い。
確かに其処で、誰かが何かをしていたのだ。
――此は、ある一つの物語。
世界に革新的な未来を託した、鬼才の物語。
世界はその日、たった一人の十六歳の少年に翻弄された。
だが、それは同時に、
彼の生涯の芽を摘む話。
これは……人々が目を背いた、虚言と偽物の一端の話。
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