第1562話「約一か月の休暇」
午後零時の職場。
蘇った同人作家が現れた。
仕事はプライベート(一般人が想定する私的な物事を指す言葉。本来は形容詞だが近年は名詞としても使われている)よりもずっと重要なものであるわけがなく、個人的な楽しみの時間を費やし余裕を失ってまで金を稼ごうとすることは明らかな失策である。いくら仕事が忙しかろうとどれほど案件を抱えようと人生の時間は有限なので、定時退社および優先度をつけた上での趣味が大切。そういうわけでしばらくティアキンとかジョジョの奇妙な冒険読破とか久々のお出かけとかをやっていたが、気力が完全に回復したので日常であるところの小説執筆再開に至った。
そこでいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃でコミケ当落発表日を連絡した。
作者は慌てて速報用メールアドレスを登録した。
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