第1473話「りょくか! #1」
午後三時の空き教室。
ガトリングガン女子高生が現れた。
緑化怪人は人間(一般人が想定する一般人を指す言葉。女子高生ではない)よりもずっと感性や判断能力、倫理観など多数おかしい部分があるので元緑化怪人である緑化女子高生も感性がおかしく、校内を緑色のペンキで塗りたくっていた。ただでさえ血の赤で染まりがちな廊下に緑が混ざると色彩感覚が狂ってしまう、緑化女子高生を制止する役が必要だとの声が清掃委員の中から上がり、女子高生相応の常識を身につけるまでの期間、お目付け役として兵器女子高生が当番制で緑化女子高生を見守ることになったのだ。今日はガトリングガン女子高生の番。緑化女子高生は、真剣なまなざしでキャンバスを見、油絵具を塗っている。暴走の様子はない。
そこにいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃で題材にしていた花に成り代わり、自分を描いてもらおうとした。
レールガン女子高生に投げつけられた油絵具が見事顔面に直撃した。
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