第1412話「いきなりレールガン女子高生50万字突破記念」
午後七時のライブ配信サービス。
なりきり女子高生が現れた。
いきなりレールガン女子高生は著者である大河の書いていた過去作品(大河が想定する数々の作品群を指す言葉。中には黒歴史もあるが、いずれも思い出深い)よりもずっと文量の多い作品となっており、必然、書いている期間も長い。そんな6年目にもなって50万字を超えた作品を祝うべく、レールガン女子高生の巫女であるところのなりきりレールガン女子高生はいきなりレールガン女子高生50万字突破記念配信を行った。配信には兵器女子高生の面々がお祝いコメントを残し、スパチャが飛び交い、そのほとんどは兵器女子高生たちの焼肉代と消えたものの、大河の懐も多少は潤った。素晴らしい50万字突破記念配信であった。
だがいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃で著者である大河の妄想を破壊した。
大河は現実を直視して涙した。
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