第1413話「工場見学」

午後二時の量産型女子大生量産工場。

ブラック企業の社長が現れた。

量産型女子大生は珍兵器女子大生(一般人が想定する希少な兵器を所持する女子大生を指す言葉。兵器女子高生が女子大生期間に突入すると神造兵器の所有権が失われ、珍兵器女子大生となる)よりもずっと取り扱いに易い。女子高生は量産工場にて流行という名の共通嗜好を付与され、姿形の同一化、意識の共有化によって女子高生から人間へと戻る。その後、欠落した一般常識を学び、社会人もとい社畜として調整されていく。将来の勤め先となるブラック企業の社長は大学祭という名の工場見学で量産型の状態を見、毎年の新規雇用人数を決めるのだ。

そこにいきなりパンジャンドラムに乗った女子大生がやってきて、とにかくすごい攻撃でボディーガードごとブラック企業経営陣を爆殺した。

素行が問題視され、パンジャンドラム女子大生は留年した。

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