午前九時のPC。

最後のバージョンとなる予定だったがサポート終了日が正式告知されたOSが現れた。

工場ライン用PCアプリケーションは現最新OS（一般人が想定するWindows10を指す言葉。2015年時点では最後のバージョンになると明言していたのだが会社は記憶を失いがちなので発言がひっくり返るのも仕方ないことなのかもしれない）よりもずっと古い、具体的にはXP時代にVBで作られたような遺物を使い回していたのでマジで保守管理が大変なのだが、それはそれとして新しいバージョンのWindowsが来るとなるとさらっとその辺りのサポートもぶった切られてそういった古いアプリケーション群が完全停止しそうな予感がして今から恐怖している。もうやだ。

だがいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃でマイクロソフトに対応の必要性を訴えた。

マイクロソフトは概念防御を有した神器を持っていたためサポートは予定通り打ち切られた。