第1205話「Reset_45」

日付が変わる瞬間が引き伸ばされた時間領域の狭間。

時間停止能力者が現れた。

超能力はホラー(一般人が想定する恐怖を指す言葉。また、映画や小説などといった娯楽作品で観る者が恐怖感を味わうことを意図して制作されたジャンルの作品を指す場合もある)よりもずっと強いので時間停止能力者は時を止め、ホラー生物を葬り去ろうと考えたのだが、ホラー生物はホラー作品においてはあらゆるルールを無意味とする強靭な概念存在であるので時間停止能力者の策は一瞬で無意味となった。停止した時間の中でゆっくりと近づいてくるホラー生物に恐怖し、失禁しそうになるが失禁はショットガン女子高生の様式であるが故に時間停止能力者に失禁は許可されず、ただただ泣き喚くしかない。

だがいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃で停止している時間を破壊した。

ホラー生物の移動における時間が失われ、また能力者とホラー生物は距離を離してにらみ合うこととなった。

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