第1199話「第三者的視点」
午前六時の橋。
家出少年の仮住まいを訪れたお姉さんが現れた。
お姉さんはスープジャー(一般人が想定する保温、保冷機能のある容器を指す言葉。スープを持ち運べるだけの優れた密閉性を備えているため液状の物を入れられる他、弁当容器としても低温調理器具としても活用可能である)の中に入ったスープよりも温かい心を持っており、その優しさに触れた少年は家族のもとへ帰った。そんな結末であればハッピーエンドとして描けようが、残念ながらお姉さんはショタが大好物なのでスープジャーの代わりにショタを持ち帰ってハスハスしてやろうと目論んでいる悪のお姉さんであった。
だがいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃で荒い息遣いでなりきり女子高生の胸や太ももに顔を埋めて匂いを嗅いでいるレールガン女子高生の姿を見せつけた。
予想以上に気持ち悪かったのでお姉さんは自省しスープを渡すだけに留まった。
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