午後五時の宇宙。

理論上ありえない重さを持つブラックホールが現れた。

恒星質量は特定の倍率（一般人が想定する130～250倍を指す言葉。対不安定型といえば太陽×それくらいの倍率なので覚えておくと得をすることはないが損することもない）よりもずっと大きいか、あるいは小さいかではないとガンマ線消滅からの対生成・対不安定状態を引き起こし爆発を生じるのだが、この度観測されたブラックホールは素直に計測すれば太陽の約150倍規模の恒星が大本ということになり、理論上あり得ないサイズだと話題になっていた。しかしショットガン女子高生は知っていた、こういった異常な出来事の裏には必ずレールガン女子高生がいる。奴が何らかの手を加えたに違いない、とどこかをうろついているであろう彼女を大声で自信満々に問い質した。

だがいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい否定を返した。

ショットガン女子高生は逆ギレして襲いかかったが敗北のち折檻の果てに失禁した。