第1105話「じょしこうせいのちしき」

午前十一時の屋内。

さくらちゃんとゆきのちゃんが現れた。

ゆきのちゃんは大人の女(一般人が想定する二十歳以上の女性を指す言葉。多くは社会規律に従って生活している)よりもずっと歪んだ性癖を抱えていたが、自分よりさらに酷い性癖を持つさくらちゃんを正そうと性教育訓練を企画していた。正しい知識と正しい心を持つ自分たちより年上の女性に声をかけることとなり、講師として抜擢されたのはブレードビームライフル女子高生である。確かに自分は大人の女に近くも清く正しい女子高生だからとブレードビームライフル女子高生は小学生たちの判断を評価し、それから教育を開始した。

だがいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃でブレードビームライフル女子高生の性知識について暴露した。

清く正しすぎてふんわりとした教育しかできないことが判明した。

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