午前十時のベッド。

憂鬱な気分で寝転がっている男が現れた。

休日は明日（一般人が想定する今日の次の日を指す言葉。夜が終わり、明るくなることで人間は明日の訪れを認識する）よりもずっと先の未来まで続いてほしかったが、残念なことに今日をもって終了する。明日は休日ではないということは平日であり、平日は仕事に行かなければいけない。それは非常に辛いことで、人間はどうして仕事をしなければいけないのかについて男は考え始めたが、三十分もせずに思考するだけ無駄だと判断して起き上がった。

だがいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃で日常を破壊した。

混沌の世が訪れ、仕事は意味を成さなくなった。