午後三時の大学構内。

雑草を巻いて吸う女が現れた。

パンジャンドラム女子大生は法律（一般人が想定する国家単位の議会によって制定される掟を指す言葉。国家を守るが人を守るとは限らない）よりもずっと自分のルールに準じて生きてきたので禁煙となった構内など何するものぞ、堂々と煙草を吸っていたが、パイナップルランチャー女子大生がそこらへんすげえうるせえので仕方なく煙草の代わりを求めて雑草を巻いて吸ってみた。すると気分が高揚したりとてつもない幻覚を見たり笑いたくなったりとそれなりの効能が認められたので、とりあえず一通り試してみるかとそのままの流れで草刈りを始めた。

だがいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃で草を生やした。

パンジャンドラム女子大生が草刈りをしている姿がツボに入ったのである。