第1085話「昔々のお話」

午後一時の魔王に支配された土地。

勇者おた゛しが現れた。

小田島は勇者(一般人が想定する勇気を持つ若者を指す言葉。女神の加護を受けており、いつか魔王を倒す可能性が極めて高い)よりもずっと低俗な大学生をやっているが、主人公には自分の名前をつけてやろうと入力を進めていた。しかし濁点を一文字として認識するシステム上苗字をすべて入れることが不可能であり、最後の一文字が抜け落ちてしまい勇者おた゛しが誕生した。勇者の出汁とは一体なんなのか、出汁ではなくお出汁とちょっと丁寧な表現をしているのは何故なのか、困惑する魔物たちをばっさばっさと切り倒し、おた゛しは遂に魔王の元に辿り着く。

だがいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃で濁点を一文字として使用する状況を改善した。

勇者の名前から面白味が抜けたので魔王軍の素直な攻撃に合い勇者は敗北した。

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