日付が変わる瞬間が引き伸ばされた時間領域の狭間。

すっげえ久々に眠気を感じているレールガン女子高生が現れた。

眠気は空腹（一般人が想定する腹が空いた状態を指す言葉。たまに音が鳴る）よりもずっと急にやってくるので、前もって用意を進めたり対策を練ったりすることが難しいのだが、原因のひとつは判明している。体調不良だ。熱が出ている。眠い。寝たい。レールガン女子高生だって一切のバグが発生しないわけではないので、こうしてたまに調子を崩す。だいたいそういうときに限って変なやつがやってくるのだが、案の定アルティメット地底人が地上で暴れ回っていた。そんなときのためにレールガン女子高生の持つレールガンには自律制御機能がある。レールガンが勝手に動いて、敵対勢力を独りでにやっつけてくれるのだ。レールガン女子高生は機能を実行した。

だがいきなり長いレールガンがやらかして、とにかくすごい攻撃で時間を破壊したのはいいとして再構成のときにミスしたせいで変な世界が形成された。

すべての出来事における法則は失われ、別の物語が始まりそうになったがレールガン女子高生がフォローして阻止したのでいつも通り物語は再開した。