第881話「ハゲのおじさん」
午後九時のごみ処理場。
ごみを漁るおじさんが現れた。
おじさんは幼女(一般人が想定する十歳程度の小さな女の子を指す言葉。強い)よりもずっと、政府の支援を受けなければならないほどにか弱い存在だった。ごみを漁り、自動販売機の下に手を差し込んで小銭を探し求め、ついにごみ処理場までやってきた。しかしそこでごみとともに焼却場まで転落してしまい、おじさんの命は風前の灯火、徐々に高まる熱で髪の毛は既に焼き消えた。せめて最後にセックスをしたいとラブドールを探すおじさんだったが、当然見つかるはずもなく、おじさんは火に包まれた。
だがいきなり長いレールガンを持った女子高生がやってきて、とにかくすごい攻撃で人肉が焼ける凄まじい臭いを抑え込もうとしたが、ごみ焼却場は超高温で臭いを発生させる前にすべてを焼き尽くすと知って取りやめた。
おじさんは死亡した。
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